○熱投スウィーニー151球!来日初完封勝利!
ヤフードーム18:00開始 観客数:30,636人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 7 | 10 | 0 |
| ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 |
| ○勝利投手 | スウィーニー(10勝3負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | 星野(0勝1負0S) | ||
| 本塁打 | 日本ハム:糸井3号(4回表ソロ) |
ファイターズ先発のスウィーニーが、151球の熱投で見事に来日初の完封勝利!打線も先制、中押し、ダメ押しと効果的に得点を重ね、10安打で7得点。申し分のない戦いぶりで完勝を収め、ソフトバンクとの3連戦を2勝1敗と勝ち越しました。
今日の勝利は、なんと言ってもスウィーニーのピッチングに尽きますね。ソフトバンク打線を、9回わずか5安打無失点に抑える素晴らしい投球。最後までソフトバンクにホームを踏むことを許しませんでした。
1回から3回まではノーヒット。いつもは毎回のようにランナーを背負い、ファンをハラハラさせるスウィーニーですが、今日はいい意味で「らしくない」安定した投球を見せてくれます。角度のある直球に加えて、得意のチェンジアップも冴え渡りました。
最大のピンチは4回に訪れました。1番・好調の本多に初ヒットを許すと、盗塁と外野フライ、四球で1死一三塁という場面を迎えます。「1点はやむなし」というシーンでしたが、ここで4番の小久保をショートゴロのダブルプレーに斬って取り、このピンチを無失点で切り抜けます。
これでさらに調子に乗ったスウィーニーは、その後も快調に飛ばします。7回までに、許したヒットは本多に打たれた2本のみ。普段は100球前後で交代することの多い外国人投手ですが、今日のスウィーニーは7回で100球を超えても、自ら続投を志願したそうです。点差も開き余裕があったということで、ベンチもこれを許します。
さすがに8回、9回は疲労の色濃く、得点圏にランナーを背負うピンチを招きますが、そこは粘りの投球が身上のスウィーニー。いつものように落ち着いた投球で、このピンチを切り抜け、最後までマウンドを誰にも譲ることなく、9回を投げ抜いてくれました。
スウィーニーはこれで節目の今季10勝目。シーズン始まった当初は、「先発6番手兼ロングリリーフ」という役回りだったスウィーニーですが、コツコツ着実に成果を重ねて、今では先発投手陣になくてはならない存在となっています。
昨日は元気のなかった打線ですが、今日はいい繋がりを見せました。ソフトバンク先発の星野は、今季2度目のマウンドでしたが、序盤からコントロールが定まりません。
3回表、二つの四球で1死一二塁とすると、2番・工藤が三遊間を破るレフト前ヒットで満塁とチャンスを広げます。そして、打席には田中賢介。甘いストレートを見逃さずに捉えて、ライト前に運びます。これで、2者が生還して先制。早々と星野をノックアウトします。
4回表には、今季初登板の2番手・水田から、糸井がアウトコース高めのストレートを左方向へ弾き返します。打球はグングン伸びて、レフトスタンドに突き刺さる第3号ソロホームランとなります。これで3対0、リードを広げます。
そして、8回表にも連打でダメ押し点を奪います。この回からマウンドに上がったニコースキーから、工藤、賢介のヒットで1死一三塁のチャンスを作ると、途中出場の直人の当たりはショートへのゴロ。これを捕球した明石が迷う間に、いち早く直人がファーストを駆け抜けてセーフ。タイムリー内野安打となり1点を追加します。さらにボッツ、糸井に連続タイムリーが飛び出して、この回合計4得点。7対0と、勝負を決めました。
星野、ニコースキーという相手投手の自滅にも助けられた感もありますが、それでも今日は打線がよく繋がりを見せて10安打7得点。工藤が3安打猛打賞、賢介が2安打2打点、糸井が本塁打を含む2安打で3打点と、左打者がそれぞれ大活躍してくれました。
そして、上り調子のボッツが今日もタイムリーを放ち、これで4試合連続安打。1週間前とは、まるで別人のような姿です。一度はどん底まで落ち込んだファンの期待感も、V字型を描くように急上昇していますね。
しかし、その一方で、心配なのがリードオフマンの稀哲。ここ3試合ヒットが出ていません。今日も2三振と、打席での内容もよくありません。最後の打席では、稀哲らしく右に鋭い当たりを飛ばしたのですが、ファースト・小久保のファインプレーに阻まれてしまいました。やはり、稀哲がノッてこないことには、打線の本格的な復調はありえません。
さて、今日の1勝で、対ソフトバンク戦の成績を13勝6敗とし、今季の勝ち越しを決めました。この先の2位争いだけでなく、クライマックスシリーズのことまで見据えれば、この圧倒的な相性の良さは大きな好材料ですね。
さて、明日からは11連戦最後のカード、東京ドームでの対ロッテ2連戦です。先発はファイターズがグリン、ロッテが小林宏と発表されました。ここまでグリンは3勝13敗、小林宏は3勝10敗と、両チームにおいて、今季最も期待通りの活躍ができていない投手同士の対決となります。
このところまずまずの好投を続けているものの、打線の援護がなく勝ち星に恵まれないグリン。打撃陣は、今日の勢いをそのまま東京ドームに持ち込んで、今度こそグリンに白星をつけてあげたいですね。
