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○糸井先制弾!スウィーニー粘投!鬼門Kスタで連夜の快勝!

2008年08月05日(火) 楽天 VS 日本ハム 17回戦
Kスタ宮城18:00開始  観客数:17,942人
  123456789
日本ハム 023010100 791
楽天 000200000 282
○勝利投手 スウィーニー(9勝3負0S)
Sセーブ
●敗戦投手 ドミンゴ(2勝7負0S)
本塁打 日本ハム:糸井2号(2回表2ラン)
楽天:フェルナンデス10号(4回裏2ラン)

打線は糸井のホームランを皮切りに、効率良く得点を重ね、投手陣も粘投でゲームを作ったスウィーニーから、万全の継投で楽天の反撃を封じ込める。昨日に続いて、好守に渡り「ファイターズらしさ」が出た快勝でした。

試合前、楽天のピッチャーにまたしてもアクシデント。先発予定の片山が、体調不良のために急遽登板を回避することとなってしまいました。代わって先発のマウンドに上がることになったのは、一昨日先発し、わずか2回3失点でマウンドを降りたドミンゴ。

ロッテ戦で負傷の武田勝に代わって先発したスウィーニーや、先日の西武-ソフトバンク戦でガトームソンに代わってマウンドに上がった高橋秀など、予告先発投手のアクシデントで、急遽先発したピッチャーが好投するのも珍しくありません。一昨日は攻略した投手とはいえ、油断はできないところです。

初回のドミンゴは素晴らしい投球を見せます。ストレートもチェンジアップも低めのいいところに決まり、球威もコントロールも抜群のピッチング。3番の賢介が上手いバッティングでレフト線へのツーベースを放ちましたが、4番スレッジは討ち取られ、初回は無得点に抑えられます。4月に2安打完封を喫したときを思い起こさせるような投球に、嫌な予感が頭をよぎります。

しかし、2回。そのドミンゴの様子が突如おかしくなります。先頭の小谷野に2ナッシングと追い込みながら四球を与えると、高橋信二の送りバントで1死二塁となって、バッターは糸井。カウント1-1から高めに投じたチェンジアップを、糸井は思い切り良く強振。高々と舞い上がった打球は、風にも乗ってライトスタンドに飛び込んでいきます。糸井の第2号2ランホームランで、今日もファイターズが先制しました。

すっかりコントロールを乱してしまったドミンゴは、3回には工藤に死球、賢介に四球を与えます。スレッジが倒れて1死一三塁となって、今日は5番に入った小谷野。一二塁間を破るタイムリーでさらに1点を追加。そして、このところ不振にあえぐ信二。真ん中に入ってきたストレートを見逃さずに捉えると、打球はセンターの左を抜け、2点タイムリーツーベースとなります。今日も序盤からいい形で打線が繋がり、これで5対0。ドミンゴをKOします。

序盤から援護をもらったファイターズ先発のスウィーニーですが、今日は角度のあるストレートが低めに良く決まっていました。相変わらず変化球のコントロールにはやや苦しみ、追い込んでからもなかなか決められない場面が多かったのですが、持ち味とする粘りのピッチングを続けていきます。

4回、フェルナンデスに2ランホームランを浴びて3点差とされ、なおもヒットと四球で2死一二塁のピンチを背負います。ここで、9番・藤井の打球はセンター前へ抜けようかというゴロ。セカンド・賢介がグラブに当てて、ボールがこぼれる間に、セカンドランナー中島は一気にホームを突きます。賢介からの送球がキャッチャー鶴岡に渡り、本塁クロスプレー。タイミングはセーフに見えましたが、主審はアウトのコール。鶴岡の体が上手くホームを守るような格好になり、中島はホームを踏むことができていなかったようです。

ギリギリのところでピンチを脱したスウィーニーは、6回にも2死から満塁という場面を迎えますが、ここも粘り強く投げて、藤井をサードゴロに討ち取り、この回でマウンドを降ります。今日のスウィーニーは、6回を投げて7安打3四球ながらも、好守にも助けられて2失点という内容でした。

一方の攻撃陣は、5回表に楽天の守備の乱れから1点を追加すると、7回表にも無死一三塁から内野ゴロの間に1点と、今日もファイターズらしくコツコツと得点を重ね、7対2とリードを大きく広げます。

7回裏はルーキー左腕・宮西が登場。楽天の1番から始まる好打順を、全て内野ゴロで三者凡退に斬ってとります。

点差のあるところなので、今日は「勝利の方程式」にはもっていかないかな?と思いましたが、8回には武田久、9回にはマイケルが登板。変則日程でこのあと4日休みがあるからでしょうが、「勝利の形」にこだわったのでしょうか。二人はランナーを出しながらも、それぞれ無失点に抑えて、ゲームを締めくくりました。

先発のスウィーニーはこれで9勝目。これで二桁勝利に王手がかかりましたね。派手さはないものの堅実な投球で、今日もきっちりとゲームを作ってくれました。

そして、今日3番手として登板した宮西が、このところ非常にいいピッチングを続けていますね。今日で5試合連続無失点。しかも、4試合(4回1/3)続けて1人のランナーも許していません。少し前までは、やや疲労もあったのか、打ち込まれる場面が目立ちましたが、ここにきてシーズン当初以上に安定感のある姿を見せています。特にコントロールが見違えるように良くなりましたね。課題だった右打者に対しても臆せずにインコースを突けるようになり、このところはきっちり討ち取っています。最近の好投は、いずれもビハインドや大きくリードしている場面でしたが、僅差のリードという痺れるようなシーンでも、頼もしい投球を期待したいですね。

全体的に好調を取り戻しつつある打撃陣ですが、そのなかでもひときわ輝きを放っているのが糸井です。昇格して以来、この3試合で、11打数6安打4打点1本塁打、さらに1盗塁。全試合でマルチヒットを放っているうえに、打点も挙げています。オリンピックでチームを離れた稲葉の穴を埋めるに充分な活躍です。驚異的な身体能力を持つ「未完の大器」と呼ばれた男が、いよいよ目覚めたのかもしれません。

打つだけではなく、今日は守りでも見逃せないシーンがありました。一回裏、1死三塁という早々と迎えたピンチに、3番・草野の打球はライトへのフライ。「犠牲フライで1点か・・・」と、思いましたが、糸井の肩を警戒た三塁ランナー鉄平は、本塁に向かうことができません。かつてはマウンドで150kmの剛球を投げ込んでいた糸井の強肩が、ゲームの主導権を渡すことを許しませんでした。打席だけでなく、フィールドにあっても、その存在感は増してきています。本当に楽しみな選手ですね。

さて、この3連戦を勝ち越しで乗り切り、首位西武とのゲーム差も4としました。明日から4日間の休みを挟んで、西武ドームでの直接対決3連戦が待っています。昨日、Kスタ宮城での今季初勝利を挙げたところですが、実は西武ドームでも、今季0勝4敗1分とまだ白星がありません。

しかし、この2連勝で、不吉なジンクスは叩き壊しました。選手には西武ドームでも自信を持って戦ってもらいたいところです。

11連戦と日程的にも非常に厳しいこの時期ですが、なんとか首位西武の背中の見える位置をキープし続けてもらいたいですね。


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西武 144 76 64 4 .543 優勝
オリックス 144 75 68 1 .524 2.5
日本ハム 144 73 69 2 .514 1.5
ロッテ 144 73 70 1 .510 0.5
楽天 144 65 76 3 .461 7
ソフトバンク 144 64 77 3 .454 1

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