○相手ミスにつけこみ決勝点、継投も決まり、監督の誕生日を白星で飾る!
Kスタ宮城18:00開始 観客数:18,760人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 6 | 15 | 0 |
| 楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | 3 |
| ○勝利投手 | 武田勝(6勝3負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | 青山(2勝5負4S) | ||
| 本塁打 | 楽天:中島5号(5回裏ソロ) |
先制点を挙げながらも、中盤同点に追いつかれるという、昨日同様の嫌な展開。しかし、相手の守備の乱れに乗じて勝ち越し点を奪うと、終盤にも着実に加点し、ピッチャーも、建山-武田久-マイケルと繋ぐ磐石のリレーで楽天に反撃を許さず、梨田監督の55回目のバースデイを白星で祝いました。
今日の楽天先発は左腕の長谷部ということで、稲葉のいない今、どのようなスタメンを組んでくるのか注目でしたが、2番に陽仲寿、4番にはなんと小谷野、そして7番・ボッツ、8番・ライトには鵜久森というオーダー。本来であればスレッジか、左投手なら信二が4番に座るところなんでしょうが、スレッジはまだ怪我から復帰したばかり、信二は極度の不振ということで、小谷野が選ばれたのでしょう。
まず、試合が動いたのは3回表。この回先頭の金子誠がライト前ヒットで出塁し無死一塁。続く稀哲の放った打球が、ピッッチャー長谷部のスネを直撃する内野安打。このアクシデントで気の毒な長谷部は降板。代わって青山がマウンドに上がります。
2番に起用された陽は、初回に続いて送りバントを決め、1死二三塁のチャンス。ここで3番・賢介は高めのストレートをきっちりセンターへ打ち上げて犠牲フライ。今日も先制点を奪います。これで実に7試合連続で先制点を挙げていることになります。
2死三塁となって、打席には4番の小谷野。昨日は無死満塁のチャンスでブレーキになってしまった小谷野ですが、今日はセンター前ヒットで三塁ランナーの稀哲を迎え入れます。2対0。今日も序盤に打線が繋がり、試合の主導権を握ります。
ファイターズ先発の武田勝は、持ち前の淡々としたピッチングで、楽天打線を抑えていきます。しかし、5回。先頭の中島に、甘く入ったストレートをレフトスタンドに運ばれます。まあ、勝が伏兵に一発を浴びるのは想定内のこと、このあとを抑えれば問題ナシ、と思っていたのですが、さらにランナーを背負うと、2番・高須のタイムリーで同点に追いつかれてしまいます。
続く草野にもレフト前ヒットを浴び、2死一三塁。迎えるバッターは4番・フェルナンデスという大ピンチ。初球のスライダー、やや甘く入ったのですが、これをフェルナンデスは完全に打ち損じ、キャッチャーフライを打ち上げます。これは助かりました。
試合が振り出しに戻った6回表の攻撃。先頭のスレッジが、怪我から復帰後初ヒットとなる、あわやホームランかという右中間フェンス直撃のツーベースで出塁します。続く6番・信二に、ベンチは送りバントのサイン。しかし、これを失敗し、2ストライク後にヒッティングに切り替えて、結果オーライのセカンドゴロ進塁打。
1死三塁という場面で、左では未だヒットのないボッツが打席にはいります。犠牲フライでも勝ち越しのこの場面。投手も右の青山なので、三振の可能性が極めて高いボッツをそのまま打席に送るよりも、代打で小田あたりを出したほうがいいのでは?と思っていたのですが、ボッツは追い込まれてから低めの変化球になんとか当てて、打球はファーストへのゴロとなります。しかし、この当たりをファースト・フェルナンデスが後逸。スレッジが生還し、ファイターズに勝ち越し点が入ります。
さらに、続く糸井の当たりを、セカンド・高須が弾き、焦って送球するもこれが大きく逸れて、1死二三塁のチャンス。ここで9番・金子誠は軽々とセンターに犠牲フライを打ち上げ、さらに1点を追加。相手の守備の乱れに乗じて、4対2と再びリードを奪います。
6回裏。まだわずか73球だった武田勝を早くも降板させ、ファイターズベンチは代わって建山をマウンドへ送り込みます。この早めの継投が今日は大正解。建山は6回、7回を1安打ずつ打たれたものの、無失点に抑え、いい流れのまま「勝利の方程式」へと繋ぎます。
8回表には稀哲のタイムリーで5対2。9回表には、途中出場の糸井がタイムリーを放ち6対2。今日のファイターズは、終盤にも効果的に得点を加えました。
守っても、8回、9回を久-マイケルが、それぞれ3人ずつで抑えるパーフェクトリリーフで、楽天打線に全く付け入るスキを与えず。今季6戦全敗だった「鬼門」Kスタ宮城で、ようやく初勝利を挙げました。
打線は15安打で6点と、得点効率はいいとは言えませんでしたが、序盤に先制、中盤に勝ち越し、そして終盤にダメ押しと、効果的に得点を重ね、投手陣も、先発がゲームを作り、リリーフ陣が相手に反撃を許さず、非常にいい形での勝利でした。快勝と言ってもいいでしょう。
稀哲が3安打、賢介も2安打1犠飛、金子誠も2安打1犠飛と、レギュラークラスがそれぞれに活躍した他、途中出場の工藤が依然好調ぶりを伺わせるバッティングで2打数2安打。そして糸井も3打数2安打1打点1盗塁の活躍で、ビジターながらも初のお立ち台に上がりました。
さて、明日の楽天先発も、今日と同じく左腕の片山。前回対戦時は7回途中まで6安打2点と抑えられています。この難敵を相手に、好調の工藤、糸井を使っていくのか、あるいはセオリーを重視して鵜久森、ボッツを起用するのか。監督がどのような人選をするかも注目ですね。二桁勝利がすぐ手の届くところまで迫っている、ファイターズ先発・スウィーニーの投球にも期待です。
