○鷹キラー武田勝、本領発揮!打線も久々に爆発し大勝!
ヤフードーム18:00開始 観客数:34,222人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 0 | 10 | 14 | 0 |
| ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 2 | 7 | 1 |
| ○勝利投手 | 武田勝(5勝3負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | パウエル(1勝5負0S) | ||
| 本塁打 | 日本ハム:金子誠1号(6回表ソロ) ソフトバンク:松中21号(6回裏ソロ) |
鷹狩りの名手・武田勝がソフトバンク打線を7回まで5安打1失点に抑える好投を演じれば、打線もここ数試合の貧打、拙攻のうっぷんを晴らすかのように爆発。久しぶりの二桁得点を奪って、ソフトバンクに快勝し、一日で2位の座を奪い返しました。
ローテーションをずらしてまで、相性のいいソフトバンク戦に先発した武田勝。その期待通りの投球で、ソフトバンク打線を手玉に取ります。
序盤はボールがやや高めに浮き、少し心配だったのですが、上手くバッターのタイミングを外し、凡打の山を築いていきます。
3回に仲沢のツーベースと高谷に与えた四球で、無死一二塁、打順は一番に戻って本多という、この試合最大のピンチを迎えます。しかし、本多、川崎を落ち着いてレフトフライに仕留め、怖い松中はフルカウントからアウトローへのスライダーで空振りの三振。ここを無失点で凌いだのが大きかったですね。
ソフトバンクは左の勝に対し、4番から8番まで5人の右打者を並べてきましたが、その右打者に対する投球が特に冴え渡りました。膝元へのスライダーやチェンジアップを巧みに操り、面白いように空振りを奪っていきます。奪った8つの三振のうち、実に7つが右打者から。
失点は松中のソロホームランの1点のみ。最後までソフトバンクの各打者に、まともなバッティングをさせず、鷹キラーの面目躍如といったピッチングを見せてくれました。
一方、このところの拙攻三昧で、ファンにストレスを与え続けてきた打線でしたが、今日は初回からソフトバンク先発のパウエルに襲い掛かります。
まず先頭の稀哲がライト線へのツーベースで出塁。ところが、今日2番に入った工藤が送りバントを失敗します。「今日も拙攻の連鎖は止まらないのか・・・」、そう思いかけたとき、3番・賢介が二遊間を鋭く破るセンター前ヒットを放ち、稀哲が先制のホームを踏みます。さらに4番・稲葉は詰まりながらもセンターの前にしぶとく落として2点目。続く小谷野は右中間を破るツーベースで3点目。クリーンアップの3連続タイムリーで今日も先制します。
3回には、工藤、賢介の連打から、稲葉が一塁ベースに当たって大きく跳ねるラッキーなタイムリー。4対0とリードを広げます。
そして、6回。1死から金子誠。ソフトバンク・竹岡の投じたインローに切れ込んでくるシュートを、無駄な力の一切入ってないスムーズなスイングで振り抜くと、打球はレフトスタンドへ飛び込む今季第一号のソロホームランとなります。
さらに8回には、ソフトバンク4番手・久米、5番手・甲藤から、ダメ押しの4点を奪い、久しぶりの二桁得点。
1番から5番まで全員がマルチヒット、2番から5番までがマルチ打点を挙げるという、申し分ない攻撃を見せたファイターズ打線。中でも、今日2番に起用された工藤が4安打と、昨日に続いての猛打賞。最近5試合でも、21打数13安打、打率.619と、驚異的なペースでヒットを量産しています。今の工藤には、昨年彗星のごとく現れたときと同じような勢いを感じますね。
2度のバント失敗、1死満塁での併殺、歌藤、金森の不甲斐ない投球など、反省点もありましたが、今日のところはこの快勝を素直に喜ぶことにしましょう。
さて、オールスター前最後となる明日の試合。ファイターズの先発はチームではダルビッシュに次ぐ7勝を挙げているスウィーニー。そして、ソフトバンクは杉内だと思っていたのですが、発表されたのはファイターズの陽仲寿の兄、陽耀勲(ヤン・ヤオシュン)。どうやら杉内は背中に張りがあるため、登板を回避するようです。相手チームの選手とはいえ、故障は心配なのですが、今季ファイターズ戦の防御率1.73、完封を含む2度の完投勝利を献上している杉内が出てこないのはファイターズにとってはチャンス。
ここ最近、「勝ち、負け、負け」と、1勝2敗のペースを繰り返したファイターズ。ここで連勝すれば、風向きも変わるでしょう。いい雰囲気でオールスター休みに入りたいですね。
