●久々先発の藤井、好投するも援護無く、打線は12安打で2点の拙攻
札幌ドーム18:01開始 観客数:26,902人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 10 | 0 |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 2 | 12 | 0 |
| ○勝利投手 | 清水(8勝6負0S) | ||
| Sセーブ | 荻野(3勝3負14S) | ||
| ●敗戦投手 | 藤井(2勝5負0S) | ||
| 本塁打 | --- |
6月8日以来の一軍登板となった藤井。好調のロッテ打線相手に、中盤まで好投を演じてくれましたが、またしても打線の援護に恵まれず、復帰戦を飾ることはできませんでした。
打線は12安打を放ちながらも、わずか2得点11残塁という拙攻。最後の最後までチャンスを作りながらもあと一本が出ませんでした。1~3番の3人で8安打を放ったのですが、4番の稲葉が3度のチャンスにいずれも凡退と、ブレーキになったことが響きました。
得意の接戦を落とすという悔しい負け方でしたが、先発・藤井が7回途中まで3失点とまずまずのピッチングを見せ、後を継いだ金森も3回を無失点、久しぶりにスタメンで出場した工藤が猛打賞、稀哲も猛打賞、金子誠、賢介も2安打ずつと、敗北の中でもたくさんの収穫があったゲームでした。
藤井はファームでの調整で、ピッチングに変化があるのか注目のマウンドだったのですが、序盤は生まれ変わったようにテンポのいい投球を披露してくれました。ボールが先行するシーンは少なく、以前よりも球数も少な目。好調のロッテ打線相手を6回まで5安打1失点に抑えます。
しかし、同点に追いついてもらった直後の7回表。先頭の今江に今日3安打目となるツーベースを打たれると、続くサブローには高めに入ったスライダーをレフトに弾き返されて勝ち越しを許します。さらに9番・竹原には、カウント0-3からの甘いストレートをライト前に持っていかれ、サブローが生還。3連打でこの回2点を失ったところで、藤井はマウンドを降ります。
久々の一軍先発ということもあって疲れもあったのでしょうか。7回はボールが高く浮き出したところをロッテ打線に捕まってしまいました。しかし、きっちりとゲームを作り、調子のいい打者の並ぶロッテ打線を6回まで1失点に抑えたのは評価できるでしょう。残念ながら復帰戦を飾ることはできませんでしたが、次回の登板に期待を抱かせるピッチングであったことは、間違いないと思います。
藤井は見違えるような投球を見せてくれたのですが、藤井が好投したときに打線が援護できないのは相変わらずです。今日もこのところおなじみとなった度重なる拙攻で、得点機を潰してしまいます。
初回から3回まで、いずれも先頭のバッターが出塁し、三塁まで進みながらも無得点。特に3回、金子誠のツーベースと稀哲のライト前ヒットで無死一三塁としますが、ここで工藤の放った打球はファースト正面のライナーとなってしまい、一塁ランナーの稀哲が戻れずに最悪のダブルプレー。大きなチャンスを逃してしまいます。
6回に1死でヒットの工藤を一塁に置いて、3番・賢介が左中間フェンス直撃のタイムリースリーベースを放ち、ようやく1点を挙げます。しかし、その後1死一三塁で信二がファーストへのファウルフライ、二死満塁となったところで直人がサードフライと、勝ち越しのチャンスに一本がでません。
そして7回。金子誠が今日2本目となるツーベースで出塁すると、2死から工藤がフォークボールに上手く合わせて一二塁間を破るタイムリーを放ち、1点差に詰め寄ります。さらに賢介がレフト前に落として二死一三塁とチャンスを広げましたが、4番・稲葉は平凡なレフトフライ。ここでもあと一押しができません。
8回には2死二塁で代打・小田が三振。9回にも、1死から稀哲、工藤がそれぞれ今日猛打賞となるヒットで一打同点、長打が出ればサヨナラという場面を作りますが、賢介が三球三振。今日ヒットのない稲葉に期待が集まりましたが、結果は力のないスイングでサードゴロ。ホームの遠いゲームでした。
ただ、拙攻はめぐり合わせもありますし、今日は不運な当たりや相手のファインプレーに阻まれたという場面もありました。むしろ、12安打も打てたことを喜ぶべきかもしれません。昨日先発のスウィーニー、今日の藤井、そして金森の好投も含めて考えれば、チーム状況は少しずつ上向いていると見ていいでしょう。ただ、心配なのは稲葉。今日も守備につかずDHでの出場でしたし、スイングを見てもどこかおかしいように感じます。やはり臀部の故障が思わしくないのかもしれません。
惜しい敗北でしたが、7月は破竹の勢いで勝ってきた好調ロッテ相手に、この2戦で1勝1敗は上出来。でしょう。明日の先発は現在5連勝中のエース・ダルビッシュ。夏の到来と共に、その調子も上がってきています。今日は西武が勝ったため、首位とのゲーム差はさらに離れて4となってしまいましたが、明日はスカッと快勝して直接対決に臨みたいですね。
