●多田野粘れず、プロ入り最多の5失点、打線も沈黙しオリックスに完敗
スカイマーク18:00開始 観客数:20,016人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 10 | 1 |
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 3 | 0 | 1 | X | 6 | 9 | 0 |
| ○勝利投手 | 山本(7勝2負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | 多田野(5勝3負0S) | ||
| 本塁打 | 日本ハム:田中10号(9回表ソロ) オリックス:日高8号(5回裏ソロ)下山7号(8回裏ソロ) |
1回表、1死一三塁。しかも打席に入るのは、最も頼りになる男、稲葉。先取点を奪うことはもちろん、ひょっとしたら初回からビッグイニングか?とファイターズファンの期待膨らむこの場面。しかし、稲葉の打球はファーストへのゴロ。ダブルプレーとなり、大きなチャンスを逃してしまいます。
「残念だったけど、ゲームはまだ始まったばかり。これからいくらでもチャンスはあるさ」、と思っていたのですが、ファイターズに次のチャンスが訪れたのは、試合の大勢が決した9回。初回に訪れた最大の好機をものにできなかったのが最後まで大きく響き、2連戦の初戦を落としてしまいました。
オリックス先発は山本省吾。前回対戦時は5安打完封を喫している相手です。これ以上抑えられて苦手意識を持ちたくはないところだったのですが、低めに丁寧にコントロールされた変化球に苦しめられ、8回までスコアボードにゼロを並べてしまいます。
9回、賢介がようやくインコースのストレートをライトスタンドに叩き込むと、稲葉もライト前ヒットで続き、ここでようやく山本をマウンドから降ろしますが、時すでに遅し。その後、信二のレフト前ヒットでチャンスを広げるものの、ボッツの内野ゴロの間にもう1点を取るのがやっと。今日の一戦は、新たな「日ハムキラー」の誕生を許してしまったのかもしれません。
4回まではわずか1安打、5つの三振を奪うなど、ほぼ完璧な投球を見せていたファイターズ先発の多田野ですが、5回につかまります。1死から6番・日高に低めのストレートをライトスタンド最前列に運ばれ先制点を許すと、さらに、2死からヒットと四球で一二塁のピンチを招き、1番・坂口にはセンター前に弾き返され、2点目を失います。
そして、続く6回。無死からヒットのカブレラを一塁に置いて、打席にはローズという場面。前の回の失点、そしてこの回先頭打者に許したヒットで平静さを失ったのか、ここ2試合出ていなかったボークを犯してしまいます。
ローズ、下山は連続三振に討ち取り、窮地を切り抜けたかに思われましたが、ここで迎えるのは、前の打席にホームランを浴びている日高。ベンチは敬遠策を選択しますが、これが大きく裏目に出てしまいます。
今売り出し中の一輝にセンター前ヒットを打たれ満塁とすると、続くルーキー小瀬には、真ん中に入ったスライダーを左中間に持っていかれ、これが走者一掃のタイムリーツーベースとなってしまいます。これで0対5。この時点でほぼ勝負アリでした。
多田野はここで降板。5回2/3を101球、7安打2四球5失点という内容でした。打者のタイミングを外すいつもの巧みな投球術で7つの三振を奪うなど、持ち味を見せたのですが、2死からの失点が4点と、要所で踏ん張りきれなかったのが悔やまれます。
今日はデーゲームで西武が勝ったため、首位とのゲーム差は交流戦以降最大の2.5に広がってしまいました。まだまだシーズンは長いとはいえ、これ以上は離されたくはないところです。
明日のファイターズ先発は武田勝。前回のオリックス戦では、ローズ、一輝に2本ずつ、合計4本のソロホームランを浴びて、敗戦投手となっています。怪我から復帰してから3試合で、1本もタイムリーを打たれていないのですが、被本塁打は実に6本。一発病の克服が最大の課題ですね。ここで勝が好投してくれなければ、ダルビッシュがいない間、柱となれる投手が誰もいなくなってしまう恐れがあります。そういう意味でも注目のマウンドとなりますね。
一方のオリックス先発は金子千尋。ファイターズにとっては2戦連続して敗北を喫している相手。しかも、前回登板の西武戦では、強力な西武打線を8回わずか3安打に抑えるという見事なピッチングを見せています。迎え撃つ打線は、このところ一時の勢いを失ったかのように、貧打に戻りつつあります。厳しい戦いが予想されますが、ここで連敗を喫すると、ズルズルと泥沼にはまり込んでいきそうなので、なんとか踏ん張ってもらいたいですね。
