●グリン粘投を見せるも、中継ぎ陣の崩壊止まらず
東京ドーム18:00開始 観客数:16,249人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 楽天 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 5 | 11 | 0 |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0 |
| ○勝利投手 | 片山(2勝1負0S) | ||
| Sセーブ | 川岸(2勝1負2S) | ||
| ●敗戦投手 | 宮西(2勝4負0S) | ||
| 本塁打 | 楽天:高須3号(3回表2ラン) |
グリンの粘りの投球で、中盤までは1点を争う好ゲームとなったのですが、またもリリーフ陣が打ち込まれてしまいました。
すでに12敗を喫しているファイターズ先発のグリンですが、今日は6回1/3を2失点とまとめ、ゲームを作ります。これまでグリンは、小山や今成と組んできたのですが、今日のマスクは「正妻」信二。まだ、キャッチャーとして100%のプレイをすることは難しいようですが、不調のグリンに何か立ち直るきっかけを与えてほしいということでしょう。
序盤は毎回ランナーを背負う苦しい投球で、3回には高須にレフトスタンドへ運ばれる2ランホームランを浴びます。しかし、4回以降は10人の打者に対してパーフェクトと見違えるようなピッチングを披露します。何かを掴んでくれたのでしょうか。次回の登板に大いに期待したいところです。
7回1死を取ったところでグリンは降板。ちょうど100球を超えたことと、左打者が続くことを考えたのでしょう。ここで左腕の宮西がマウンドへ上がります。
前回のソフトバンク戦では4失点とゲームを壊してしまった宮西ですが、今日も代打渡辺直にあっさりとレフト前に運ばれると、続く鉄平の送りバントでピンチを招いたところで降板します。このところ右打者には全く通用していませんね。確かに左打者を抑えることが宮西に与えられた第一の使命なのですが、それでは「ワンポイント」という起用から抜け出すことはできません。これから右打者をどう抑えていくかが大きな課題となりそうです。
続いてマウンドに上がった建山は、いきなり憲史に死球を与えてしまうと、続く好調の高須にはレフト前へのタイムリーを打たれてしまいます。結局、この1点が決勝点となりました。
そして、9回表にも、3番手・弥太郎、4番手・歌藤が打たれて2失点。9回裏の反撃に期待を寄せる前に、試合を決められてしまいました。
スレッジ、稲葉を欠く打線は、楽天先発・片山の長身から投げ下ろすストレートと、大きく弧を描くカーブに苦しめられ、4回まで無得点。5回にボッツのヒットから、金子誠のタイムリー、稀哲のタイムリーで同点に追いつきましたが、終盤のチャンスを活かすことができずに、この2点のみに終わりました。
7回、四球とエンドランで作った1死一三塁のチャンスに、9番・村田に代えて代打・鶴岡を送りますが空振り三振。続く稀哲も三振に倒れて無得点に終わります。犠牲フライでも同点という好機に、打率が2割にも満たない鶴岡しか代打に送れないという厳しいチーム事情が浮き彫りになったシーンでした。
続く8回にも無死一二塁というチャンスで、4番・高橋信二が最悪のサードゴロダブルプレー。主軸の二人を欠いているとはいえ、これだけ拙い攻撃を繰り返しては勝てません。
僅差のビハインドで出てきた中継ぎ投手が打ち込まれて、試合を決定付けられるという、このところ見慣れた試合展開での敗戦。しかし、グリンが粘投の中で、何かを掴んでくれたのは大きな収穫です。これによって、本来の投球を取り戻してくれるならば、今日の敗戦は痛くはありません。グリンの次回のマウンドに注目ですね。
