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○スレッジ満塁弾!稲葉4打点!ソフトバンクに連勝!

2008年07月12日(土) 日本ハム VS ソフトバンク 13回戦
札幌ドーム14:00開始  観客数:31,882人
  123456789
ソフトバンク 001111020 6112
日本ハム 30420000X 9130
○勝利投手 多田野(5勝2負0S)
Sセーブ MICHEAL(2勝0負16S)
●敗戦投手 大場(3勝5負0S)
本塁打 ソフトバンク:レストビッチ3号(3回表ソロ)松田10号(6回表ソロ)
日本ハム:スレッジ11号(3回裏満塁)稲葉12号(4回裏2ラン)

スレッジが今季チーム初となるグランドスラムを放ち、稲葉も2ランホームランを含む4打点。4番、5番の二人で今日の全9打点を挙げる大活躍!

しかし、好調の打線がこれだけ得点を奪えば悠々とした勝利を収めたいところなのですが、「楽勝」の二文字にはなかなか縁のないのがファイターズ。今日も投手陣がピリッとせず、先発の多田野は6回を4失点。8回、3番手で登板した武田久が2失点と、最後は3点差まで詰め寄られます。最後はマイケルが締めてくれたものの、終盤に迎えた2度のチャンスもものにすることができず、ほんの少し後味の悪さを残す勝利でした。

今日はスタメンからちょっとしたサプライズ。新外国人のボッツが早くも外され、6番・ファーストには小田。9番・ショートには金子誠ではなく昨日2安打2打点の高口。そして、稲葉がDHに入ったため、ライトに紺田、レフトにスレッジが入りました。

ファイターズ先発の多田野は、まずまずの立ち上がりを見せたものの、3回から6回まで毎回1失点ずつを喫し、6回97球、7安打2四球4失点という内容。各イニング、失点したあとはキッチリと抑えるという粘りは見せてくれました。ただ、7安打全てが長打というのが、非常に気になりますね。レストビッチと松田には軽々とスタンドまで持っていかれました。球質が軽いということでしょうか、打球がいとも簡単に外野の頭を越えていきます。

多田野が今日一番スタンドを沸かせたのは6回。3回にホームランを打たれているレストビッチとの対戦。カウント2-1と追い込んでからの4球目、多田野は札幌ドーム初お披露目となる超遅球を投じます。残念ながら、これは高めに外れてボール。しかし、レストビッチはこれでリズムを崩されたのか、続いて投じた外角へのスライダーに手が出ず見逃し三振。この回を投げきった多田野は、ここで降板。不本意な内容ながらも5勝目を挙げました。

5点リードの8回表。ベンチは武田久をマウンドに送る慎重な継投。しかし、久がまさかの乱調。内野安打と四球で1死一二塁のピンチを招くと、代打・荒金にライト前に運ばれて満塁。8番・レストビッチにはセンター前へのタイムリー、続く高谷には犠牲フライを打たれて2点を失います。これで武田久の防御率は3.00。失点を喫するシーンが目立ちます。本来の舞台である僅差でリードのマウンドでは、キッチリと抑えてくれると信じたいのですが。

全体的に低調な投手陣ですが、その中でもいい投球を見せてくれたのが、ルーキー左腕の宮西と、守護神マイケル。

宮西は7回、1番・本多、2番・川崎、3番松中という、好調の左打者が三人並ぶところで登場。このところ疲れ気味なのか、やや精彩を欠く投球が続いていた宮西ですが、今日は川崎に上手くレフト前に運ばれたものの、今パリーグで最も怖い左バッター、松中をショートゴロ併殺に仕留め、1イニングを無失点で抑えます。

最後はちょうど一週間ぶりのマウンドとなったマイケル。点差のある場面では、気合が入らないのか失点することの多いマイケルですが、今日は松中に死球を与えただけで、川崎と中西はカーブで空振りの三振、最後のバッター大村もチェンジアップを打たせてピッチャーゴロ。今日は制球も変化球のキレも良く、安心して見ることができました。

一方の打線は、球威、制球ともに冴えないソフトバンク先発・大場を序盤から攻め立てます。

初回に稲葉、スレッジの連続タイムリーで3点を奪うと、3回には1死二三塁の場面で稲葉が敬遠。これで燃えたスレッジが、カウント2-3からのストレートを完璧に捉え、打球は右中間スタンドの中段に突き刺さるグランドスラム!

さらに4回。続投の大場に対して2死一塁から、今度は稲葉が低めの変化球をすくい上げて右中間スタンドまで運びます。稲葉らしい技ありのホームランでした。

今日も1、2番コンビが出塁し、得点機を演出してくれたのも大きかったですね。1番・稀哲は昨日から6打席連続安打となる2安打を放ち、さらに2盗塁を決めました。2番・紺田もヒットこそなかったものの、ボールをよく見て3つの四球を選びました。この二人が大場の集中力を乱し、精神力を疲弊させたことが、中軸の爆発に繋がったのだと思います。

ただ、反省材料が目に付いたのも事実。13安打2本塁打で9得点、おまけに6盗塁と、この数字だけ見れば文句のつけようのない攻撃をしたようですが、今日もマズイ攻めが印象に残りました。まずは、ファイターズファンには今や見慣れたシーンとなってしまったバント失敗。今成が二度、そして賢介までもが失敗。そして、7回、8回には続けて1死一三塁のチャンスを作りながらも得点を奪うことができませんでした。今日は点差が開いていたからよかったものの、接戦ではこういった拙攻が命取りとなりかねません。大量得点に浮かれることなく、この反省を明日以降の戦いに活かしてもらいたいですね。

スタメンを外れていたボッツですが、8回1死一三塁の場面で代打で登場。犠牲フライでも1点という場面でしたが、初球、外角高めの甘いストレートを見逃すと、2球続けて膝元に落ちるスライダーを大振りして三振。期待するファンのため息を誘いました。

ボッツに覚醒の気配が見えない一方で、ファイターズにとって心強いのが、高橋信二の復帰です。7回に代打で登場し、ライト前にクリーンヒットを放ちました。一度は怪我から復帰したものの、状態が思わしくなく再び登録抹消となっていましたが、戻ってきてさっそく結果を出すあたりはさすが。頼もしい男が帰ってきました。

昨年はパリーグで唯一負け越したソフトバンクですが、今年は何故か相性が良くて、これで対戦成績を9勝4敗としました。ソフトバンクの先発投手の中で、最も苦手としている和田との対戦が、まだ1度しかないのが幸いしているのかもしれません。

しかし、明日のソフトバンク先発が、その「天敵」和田。そして、ファイターズの先発は、プロ入り以来ソフトバンク戦無敗の武田勝。ハムキラーVS鷹キラーの対決です。双方が本調子であれば、投手戦が予想されますが、武田勝は前回オリックス戦では4本の本塁打を浴びてKO。一方の和田も、楽天戦で10失点、ロッテ戦で5失点と、2試合連続で炎上しています。不調の両投手、どちらが普段の姿を取り戻せるかが、試合のカギを握りそうです。


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  • 棲家:北海道旭川

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チーム試合引分勝率
西武 144 76 64 4 .543 優勝
オリックス 144 75 68 1 .524 2.5
日本ハム 144 73 69 2 .514 1.5
ロッテ 144 73 70 1 .510 0.5
楽天 144 65 76 3 .461 7
ソフトバンク 144 64 77 3 .454 1

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