●オリックスの本塁打攻勢に投手陣轟沈
帯広13:01開始 観客数:21,063人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| オリックス | 0 | 0 | 1 | 1 | 2 | 0 | 3 | 0 | 1 | 8 | 12 | 1 |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 5 | 10 | 0 |
| ○勝利投手 | 金子(4勝6負0S) | ||
| Sセーブ | 加藤(1勝2負17S) | ||
| ●敗戦投手 | 武田勝(4勝1負0S) | ||
| 本塁打 | オリックス:一輝2号(3回表ソロ)ローズ22号(4回表ソロ)一輝3号(5回表ソロ)ローズ23号(5回表ソロ)北川7号(7回表3ラン)カブレラ16号(9回表ソロ) 日本ハム:稲葉11号(6回裏ソロ)スレッジ10号(6回裏ソロ) |
帯広というと道内最大の花火大会が開催されることでも知られていますが、一足早くオリックス主催による花火大会が帯広の森野球場で開かれてしまいました。
狭い地方球場で、しかも打者有利な風が吹いていたとはいえ、武田勝、建山、武田久という主力投手が揃って打たれ、チームとして今季ワーストの6被弾。これで、今季チーム被本塁打は76本となり、リーグワーストとなってしまいました。
打線も、稲葉、スレッジの2者連続ホームランなどで反撃を見せますが、追いすがるたびに突き放され、4試合連続の二桁安打を放ちながらも、届きませんでした。
ファイターズ先発の武田勝は、持ち前のコントロールが甘く、1番の一輝に2発、4番のローズにも2発と、計4発のソロホームランを浴びてしまい、5回まででマウンドを降ります。
まだ復帰して2戦目、本調子ではない部分もあるのでしょう。生命線のコントロールに少しでも狂いが生じてしまうと、球威で勝負できるタイプではないだけに、続けて痛打を浴びてしまいます。
ローズの2発はいずれも完璧な当たりで、2打席とも初球の変化球を狙い打たれています。このあたりは鶴岡のリードにも問題があったのかもしれません。
稲葉、スレッジの連続ホームランで1点差と迫った直後の7回表。6回から続投の弥太郎が、ヒットと死球で1死一二塁のピンチを作ると、打席には絶好調のローズを迎えます。ここでファイターズベンチは動き、左の歌藤をマウンドへ送ります。緊張の場面でしたが、歌藤はローズをファーストフライに仕留めて2死。
最も怖いローズを討ち取り、緊張が緩んだのもつかの間、代わった建山が、北川にレフトスタンドへ放り込まれます。昨日は1回を3人で抑えた建山ですが、今日は勝負どころで持ちこたえることができませんでした。
その後、8回裏には途中出場の小谷野のタイムリーで2点を返し、2点差と迫る粘りを見せます。そして9回表、ベンチはビハインドの場面ながらも中継ぎエースの武田久をマウンドに送るという勝利への執念を見せます。しかし、久は先頭のカブレラに外角のスライダーを右に持っていかれ、風に乗ったボールはそのままライトスタンドに飛び込みます。5対8。勝負ありました。
どうも、交流戦が終わって以来、打線が好調、投手陣が不調と、これまでとはチームカラーがガラリと変わってしまったような結果がでています。リーグ戦再開後8試合での平均得失点は、5.25得点、5.88失点。このところ、投手陣に疲れがでているのか、先発・リリーフともに精彩を欠く投球が目立ちます。強力な投手力を中心に勝ち進んできたファイターズですから、これは少し心配なところです。
それにしても、オリックスはシーズン序盤と違ってチームとしての形が整いつつありますね。監督の交代が好影響を与えているのでしょうか。
ローズが絶好調、カブレラも調子を上げています。日高や下山も好調。村松や後藤の離脱は痛いと思いますが、一輝のような勢いのある選手も出てきています。
投手陣も、小松や山本省吾がいい働きを見せていますし、ファイターズとの2戦で金子千尋も復活のメドが立ちました。あと、本来なら先発の軸となるべき平野佳やデイビー、岸田護は今季中に戻ってくるのでしょうか。もし、信頼できる先発投手が1人2人戻ってくれば、上位争いに食い込むことも充分考えられます。
オリンピック期間中は、各チーム主力選手が抜けて、大きな戦力ダウンとなりますが、12球団で唯一オリックスだけが、代表候補に1人も選ばれおらず、そのままの戦力で戦うことができます。後半戦、パリーグの台風の目になりそうな予感がしますね。ファイターズにとっても要注意のチームです。

吉井コーチはマウンドが悪かったとブログで書いていましたが。