●多田野プロ入り最多の4失点で2敗目、打線も繋がらずオリックスに完敗
京セラドーム14:00開始 観客数:16,809人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 |
| オリックス | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | X | 5 | 12 | 0 |
| ○勝利投手 | 金子(3勝6負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | 多田野(3勝2負0S) | ||
| 本塁打 | --- |
ファイターズ先発の多田野は、先日初黒星はついたものの、ここまで防御率1.80とダルビッシュ並みの安定感を発揮。対するオリックス先発の金子は、開幕投手を務めるなど、今季はエースとしての活躍を期待されていましたが、精彩を欠く投球が続いて、ここまで2勝6敗、防御率も5.02。
「これは今日も日ハム有利だね♪」なんて思っていたのですが、数字に見合わぬ好投を見せる金子の前に、貧打ファイターズは中盤まで手も足も出ず。一方の多田野は、不運なヒットやボークもあって、プロ入り最多の4失点、6回途中でKO。
ファイターズは7回に金子誠のタイムリーで1点を返すのが精一杯。8回には4番手・星野がダメ押しの1点を奪われ、1対5と完敗を喫してしまいました。
立ち上がりの多田野は、ボールが高く浮いたところを狙われ、坂口、カブレラの連続ツーベースであっさりと先制点を許してしまいます。先日の広島戦に続いて初回の失点。どうも立ち上がりはコントロールが甘くなってしまうようです。
しかし、2回以降はいつもの姿を取り戻し、多彩な変化球と手元で微妙に揺れるストレートで相手打者を翻弄。2回から5回までは、オリックス打線をカブレラのヒット1本のみに抑えこみます。
ところが6回。この回先頭の坂口に内野安打で出塁を許すと、先日の試合でも出てしまったボークをここでも犯してしまい、無死二塁。さらに、続くカブレラの当たりが三遊間を抜けて、無死一三塁の大ピンチ。味方打線を考えればもう1点もやれない場面でしたが、ここまで2打席討ち取っていた4番・ローズに、変化球を上手く捉えられ、鋭く一二塁間を破られてしまいます。これで0対2。広島戦に続いて、またしてもボークが得点に絡んでしまいました。なかなかこのクセは修正できないようですね。
さらに下山に送りバントを決められたところで多田野は降板。5回1/3を90球、7安打1四球という内容でした。2回から5回はほぼ完璧なピッチングを披露してくれたのですが、初回と6回に集中打を浴びたのが痛かったですね。相変わらず四球は少ないのですが、このところやや甘いボールが多くなっているようなのが気がかりです。
代わってマウンドに上がったのは左腕の宮西。しかし、勢いづいたオリックスの打線を止めることはできず、タイムリーと犠牲フライでさらに2点を失います。いずれも2ストライクと追い込んでから打たれたのは、悔やまれるところです。
一方の打線ですが、オリックス先発・金子の前に4回までノーヒット。先日も広島の前田健太にあわやノーヒットノーランを喰らうところだったというのに、またもや同じような展開です。まあ、ファイターズ打線にとってはよくあることですし、多田野が踏ん張ってくれれば中盤以降チャンスはあるだろうと見ていました。
ところが、5回に直人がようやくチーム初ヒットを放ったものの、あとが続きません。そうこうしてるうちに、多田野がオリックス打線に捕まってしまい、6回にも3失点。0対4と、試合の大勢を決定付けられてしまいます。
これで半ばゲームは諦めかけていたのですが、7回に2死から直人のポテンヒット、代打・坪井の四球、そして昨日復帰したマック金子のタイムリーで、なんとか1点を返します。チャンスに強いマックが帰って来たというのは、本当に心強いですね。
そして、8回にも大きなチャンスがやってきます。先頭の代打・小谷野が二遊間を破るセンター前ヒットで出塁。1死後に4番・稲葉もしぶとく二遊間を破り、ランナー一二塁。一発出れば同点という場面をお膳立てします。
しかし、今日は打線が繋がりませんでした。スレッジはショートゴロ、代打・信二は空振り三振。これで一縷の望みも断たれました。
7回裏は歌藤がピンチを招きながらも無失点で抑えたのですが、8回裏のマウンドに上がった星野が3本のヒットを浴びてダメ押し点を奪われます。星野は最近10試合中6試合に失点。リードしているときや同点ではもちろん、僅差のビハインドという局面ですら、使いにくくなっています。
9回表の攻撃は、オリックスのリリーフエース・加藤の前にサクサクと三者凡退。昨日の逆の展開とはいきませんでした。
これでオリックスとの対戦成績は5勝3敗なのですが、ファイターズが勝った試合はいずれも2点差以内(しかも4試合は1点差)、オリックスが勝った試合は全て4点差以上と、面白い結果が出ていますね。それぞれのチームカラーを如実に表していると言ってもいいんでしょうか。
これで交流戦から9カード連続して1勝1敗。うち8カードは初戦を取っているにも関わらず、2戦目を失っています。しかし、リーグ戦が交流戦と違うのは、3戦目があるということ。それぞれのカードで「勝ち越し・負け越し」がはっきりと分かれます。6月に入って以来、勝ったり負けたりで、しぶといんだか調子に乗れないんだか、よくわからないチーム状態のファイターズ。明日の3戦目でその真価が問われるような気がします。
