●武田勝初回4失点、打線もオリックスの投手リレーに抑えられ連敗
京セラドーム13:00開始 観客数:16,068人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 1 |
| オリックス | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 4 | 9 | 0 |
| ○勝利投手 | 金子(6勝6負0S) | ||
| Sセーブ | 加藤(1勝3負20S) | ||
| ●敗戦投手 | 武田勝(4勝3負0S) | ||
| 本塁打 | --- |
ファイターズ先発の武田勝は不安定な立ち上がり。1死から、2番・下山に右中間を破られるツーベースを放たれると、3番・カブレラには左中間フェンス直撃のツーベースを浴び、早くも1点を失います。そして、4番・ローズにはレフトオーバー、5番・北川にも右中間を破られ、4者連続のツーベースで、あっという間の3失点。この後、北川の三盗をと、サード・直人のエラーで、さらに1点を失い、初回から重い4点のビハインドを背負ってしまうことになります。
4人に打たれたツーベースは、いずれもアウトコースへの変化球。確かにコースもやや高めに行ってしまったのですが、それ以前に配球を読まれていた感があります。
2回以降はたびたびピンチを招きながらも6回まで無失点と、粘りを見せてくれたのですが、今のファイターズ打線に初回の4点は重過ぎました。
オリックス先発は、現在3連勝中の金子千尋。その3勝のうち2勝はファイターズ戦で挙げています。昨日の山本省吾に続いて、同じチームに二人も「日ハムキラー」を誕生させるわけにはいかないので、ここで攻略しておきたいところでしたが、低調な打線は今日も苦戦を強いられます。
金子は140km台後半のキレのあるストレートを主体に、ゆるいカーブやチェンジアップを効果的に織り交ぜるピッチング。やや制球に苦しむ場面もあり、ボール球が多かったものの、ファイターズ打線は捉えきることができません。
5回に、今日8番に入った金子誠と、9番・直人の連続ツーベースでようやく1点を返しますが、なおも続く無死二塁のチャンスに稀哲、紺田、賢介が倒れて無得点。数少ないチャンスも拙攻で最少得点にとどまり、7回以降は川越、清水、加藤と繋いだオリックスのリレーの前に、わずか1安打と抑えこまれてしまいます。結局9回で放ったヒットは6本、奪った得点はわずか1点に終わりました。
それにしても、昨年途中までファイターズのユニフォームを着ていた清水章夫が、今年はいい働きをしているようですね。左の中継ぎとしてここまですでに3勝を挙げ、しかも、ファイターズ戦ではこれで4試合に登板して無失点。左のリリーフ層の薄さに悩むファイターズにとって、皮肉なトレードということになってしまっています。このトレードでオリックスから来た同じ左腕の歌藤にも、奮起してもらいたいのですが。
主軸の1人、スレッジを怪我で欠いている上に、全体的に打線が低調になってきましたね。この6試合での平均得点は2.2点と、一時の調子良さがウソのように打てなくなってしまいました。
たとえ貧打であっても、これまでは強力な投手陣がチームを引っ張ってきたのですが、その投手陣もこのところ疲労が蓄積してきているのか、7月に入って1試合あたりの平均失点が5.7点。ダルビッシュ以外の先発投手が打ち込まれることが多く、リリーフ陣も武田久、マイケル以外は総崩れと言っていいような状態。先行きに不安が募るのも仕方のないところです。そんな中で、今日1イニングを無安打1四球無失点で抑えた金森の存在は、ひとつの光明ですね。
来週のホーム札幌ドームで行われるロッテ、西武との2カード6試合は、昨年に続いて「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」と銘打ち、選手は限定ユニフォームを着てプレイします。昨年の「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」では、同じロッテと対戦したのですが、久-マイケルのリレーで試合をひっくり返されたり、成瀬相手に完封を喫したりして1勝2敗。満員の札幌ドームの「不敗神話」も破られ、あまりいいイメージは残らなかったんですよね。
下から猛烈な追い上げを見せるロッテと、2.5ゲーム差で追う首位西武との対決。終盤に向けて、このシリーズがひとつの山場となりそうです。チーム状況は決して良くありませんが、大勢の観客の後押しを受けて、乗り切ってもらいたいですね。
