●貧打復活?ヤクルト村中を打ち崩せず
札幌ドーム18:00開始 観客数:31,556人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| ヤクルト | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 10 | 1 |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 7 | 0 |
| ○勝利投手 | 村中(4勝7負0S) | ||
| Sセーブ | 林昌勇(1勝3負16S) | ||
| ●敗戦投手 | グリン(3勝9負0S) | ||
| 本塁打 | 日本ハム:小田3号(9回裏ソロ) |
最終回に完封を免れる小田のホームランで一矢報いたものの、1対3という点差以上に「完敗感」の強い敗戦でした。まあ、よくあるファイターズ的負け方だったので、そういう意味では、サバサバとこの敗北を受け入れて、次に向かえそうなのですが、いよいよ貧打が深刻になりつつあるのは心配ですね。
今日のゲーム、一番の注目はファイターズ先発・グリンのピッチングでした。交流戦に入って以来、つまり家族が来日して以来、素晴らしい投球と、目も当てられないような乱調を繰り返してきました。好投したのはいずれも札幌ドーム、そして乱調だったのはビジター球場。今日は札幌でのゲームですから、きっと好投してくれるだろうと期待していました。
しかし、結果は6回を投げて10安打3失点。クオリティスタートは果たしているものの、三者凡退は一度もなく、2回から6回までは毎回得点圏にランナーを背負う苦しい投球が続きました。粘りのピッチングでよく3失点に抑えたとも言えるのですが、グリンに期待するのはもっと上のレベルの投球。期待も大きい分、今日の投球には満足できませんでした。それにしても、相変わらず打線の援護が全くないのには同情してしまいます。勝てないのは藤井と同じなのですが、藤井と違って自身に黒星がきっちりついてしまうのも気の毒。これで両リーグワーストの9敗目となってしまいました。
ファイターズ打線は、ヤクルト先発の村中にファイターズ打線は抑え込まれ、7回まで得点を奪うことができませんでした。前回神宮では5回で7点を奪っている相手ですが、今日はそのときとは別人のような投球。変化球の制球が良かったうえに、追い込んでから内角にズバッと来るストレートに抜群のキレがあり、5つの見逃し三振を奪われました。試合前までの防御率が4.79とはいえ、巨人打線を8回までノーヒットに抑えたことのある投手。ポテンシャルは素晴らしいものを持っているのでしょう。
しかし、チャンスがないわけではありませんでした。7回までに4度、得点圏にランナーを進めているのですが、好機に一本がでませんでしたね。ここまで打線を牽引してきた中軸の3人が、今日は11打数1安打。特にポイントゲッターの稲葉が3三振、3度ランナー有りのケースで打席に立つもいずれも凡退と、ブレーキになってしまいました。三者共にこのところ三振が増えているのが気がかりですが、不調ということでもないようなので、次の試合に期待したいですね。
全体的に低調な打線の中にあって、今日は1番に戻った紺田が2安打と気をはきました。いずれも無死からの出塁と、1番打者としての役割をきっちり務めています。紺田は依然として打率3割をキープ。注文をつけるとすれば、もっと三振を減らして、もっと四球を選んでもらいたいところ。63打席で20三振というのは多すぎ(ジョーンズ並)ですし、わずか1四球というのはあまりにも少なすぎです。この課題を克服して、稀哲が戻ってきた時には、「どちらを一番で使おう?」と首脳陣を悩ませるくらいになって欲しいですね。
その一方で、わずか2試合で1番から9番に降格された糸井が、今日も奮いませんでした。昨日、3三振とファンのため息を誘った糸井ですが、今日も平凡なセカンドゴロと空振り三振で2打席ノーヒット。8回に打順が回ってきたときには、坪井に代えられてしまいました。故障による離脱から一軍復帰してまだ4試合。感覚を取り戻せていない部分もあるのかもしれません。戻ってきて2試合目で1番に抜擢されたように、糸井に賭ける首脳陣の期待は非常に大きいのでしょう。ショートに陽仲寿を使い続けたように、今のベンチは高い潜在能力を持っていると思われる選手を、我慢して起用し続ける方針に見受けられます。糸井にもまだまだ多くのチャンスが与えられるでしょう。恵まれた体躯に卓越した身体能力。誰もが夢を抱きたくなるような大器です。期待しつつ見守りたいですね。
それにしても、最近5試合での平均得点が1.8点と、再び本格的な貧打に陥ってきましたね。少し前までは交流戦のチーム打率がNO1だったのですが。まあ、これまでが出来過ぎといった感がありましたので、これが本来の姿に戻ったということかもしれませんね。なかなか打ち勝つ展開には持っていけなくなるでしょうから、守備や小技など、ひとつひとつのプレーを大切にしてもらいたいところです。
これでヤクルト戦は3勝1敗。勝ち越しはしたものの、カード3連勝の後、最後のゲームで負けるというのは、中日、横浜に続いて3度目です。ツメが甘いんでしょうか?そして、6カード連続の1勝1敗。うち5カードでは初戦を取っているのですが、なかなか波に乗れませんね。まあ、リードオフマンと5番打者を欠いているので、この成績でも上出来と言えるのかもしれませんが。
交流戦の順位ですが、いつの間にかソフトバンクが4連勝していて、首位を奪われてしまいました。残るは4試合。ビジターで広島、阪神との対戦となります。広島は現在3連勝中ですし、阪神は言うまでもなくセリーグ首位を快走する強敵。交流戦の優勝を勝ち取るためには厳しい戦いになりそうですが、なんとかV2を達成し、まだまだ続くペナントレースにも勢いをつけたいですね。
