●グリンまたも背信、今季最多の13失点で大敗
横浜18:00開始 観客数:9,796人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 1 |
| 横浜 | 0 | 0 | 2 | 3 | 2 | 2 | 4 | 0 | X | 13 | 17 | 1 |
| ○勝利投手 | 小山田(2勝3負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | グリン(3勝8負0S) | ||
| 本塁打 | 日本ハム:紺田1号(4回表ソロ) 横浜:仁志3号(3回裏2ラン)村田16号(5回裏2ラン) |
昨日の大勝から一転、今日は3対13と今季最多失点で大敗してしまいました。まあ、これだけ点差をつけられると、かえってスッキリするというもの。敗因もはっきりしているだけに、後に引きずることもないでしょう。
今日は先発グリンの乱調が全てでしたね。3回に仁志の2ランで先制を許すと、逆転してもらった直後の4回、無死満塁から3点を失います。
ひとつのポイントとなったのが5回表の采配。打順は9番のグリンから。4回までに5点を失っているグリン。ここは当然代打かと思われたのですが、グリンはそのまま打席に向かいます。結果グリンは三振、後続も倒れてこの回得点を奪うことができず。そしてその裏、グリンは横浜の主砲・村田に通算150号となる2ランホームランを浴びて、3対7と突き放されてしまいました。
グリン続投を決めた一番の要因は、弥太郎が使えなかったことでしょう。先発が序盤で崩れたときのロングリリーフとして、今一番信頼できる弥太郎は、昨日2イニングを投げているため、さすがに今日は使いにくい。建山も同じく昨日2イニング投げている。宮西、武田久という「勝ち筋」のリリーフ投手はもちろん使えない。と、なると選択肢は、グリン続投、星野、宮本の三択に絞られます。その中で、最も失点する可能性が最も低い選択肢として、グリンの続投を選んだのは間違いではなかったでしょう。
しかし、結局グリンは立ち直る兆しすら見せずに、さらに失点してしまいました。結局5回を投げて、9安打7失点という散々な内容。ちょっとグリンを弁護すれば、試合の序盤から降り始めた雨が、デリケートなグリンの投球に大きな影響を与えたのかもしれませんね。
先日の広島戦では、あわやノーヒットノーランという快投を見せてくれたグリン。家族が来日して以来、札幌ドームで投げた2試合は、完璧なピッチングを披露したのですが、ビジターでは序盤から崩れています。ここまで極端な結果が出てしまうのも困りものですね。札幌ドームで見せているように、相手打線を完璧にねじ伏せるだけの力を持っているのは確か。その力をいかにすれば常に発揮できるようになるかが課題なのでしょうね。
6回からマウンドに上がったのはサウスポーの宮本。同じ左腕のルーキー宮西が、安定した投球で首脳陣の信頼を勝ち得ているのに対し、2年目の宮本は、これまで7度の登板で2度も相手に決勝点を与えてしまうなど、全くいい印象がありません。今まさに崖っぷちに立たされていることは自分もよくわかっているのでしょうが、今日もいいところをアピールすることはできませんでした。2回を投げて6安打6失点(自責点は4)。まだ2年目とはいえ、即戦力を期待されて希望枠で入団した選手。そろそろ、一軍での結果が欲しいところなのですが、なかなか思うような投球ができていません。しかし、まだシーズンも中盤。これから汚名挽回返上するチャンスはいくらでもあります。宮西に負けないよう、先輩の意地というものを見せてもらいたいところです。
ぐうの音もでないようなゲームでしたが、そんな中でファイターズ選手二人に「プロ入り初」が飛び出しました。
まずは、紺田がプロ入り6年目での初ホームラン。4回表。この回先頭の紺田。横浜先発・佐藤の初球、高めのストレートをフルスイングすると、打球は左中間スタンドへ。狭い横浜スタジアムとはいえ、スタンド中段に突き刺さる完璧な当たりでした。このところ稀哲に代わるリードオフマンをまかされている紺田ですが、スタメンで出場したこの6試合で、26打数11安打。毎試合ヒットを放ち結果を残しています。1番打者としては、四球がなく、三振が多いなど、まだまだ課題も多いのですが、さらなる進化を遂げてもらいたいですね。
そして、今日一軍で初のマスクをかぶった渡部龍一には、プロ入り初ヒットが生まれました。9回表。マウンドには横浜の守護神・寺原。寺原はこれまで出番がなかったうっぷんを晴らすかのように、150km台のストレートを連発し、スレッジ、小谷野を連続三振でツーアウト。ここで打席には龍一。カウント2-2と追い込まれての5球目。高めのストレートを逆らわずに右中間へ。この打球がぐんぐん伸びて、フェンスまで届くツーベースとなります。道産子選手、待望の初ヒット。次は札幌ドームで、その活躍する姿を見せてもらいたいですね。
これで4カード連続で1勝1敗。5月31日の阪神戦以来、「○●○●○●○●」と、白星と黒星が交互に続いています。波に乗れないと言うべきか、怪我人続出の中健闘していると言うべきか・・・
さて、明後日からは札幌に戻って巨人、ヤクルトとの4連戦です。巨人には東京ドームで2連敗を喫していますから、札幌ではなんとしてでも借りを返しておきたいところですね。

たまにワンサイドゲームがないと、若い選手に経験を積ませられないので、無駄な試合ではなかったと思います。
自分としては、グリンよりも宮本が「ありゃりゃ……」という印象でしたね。あれでは敗戦処理にも使えません。