○紺田、高口、坪井が猛打賞!17安打で竜に快勝!
ナゴヤドーム18:01開始 観客数:36,725人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 4 | 0 | 0 | 7 | 17 | 0 |
| 中日 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 4 | 0 |
| ○勝利投手 | 坂元(3勝1負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | 佐藤充(0勝1負0S) | ||
| 本塁打 | 中日:ウッズ15号(1回裏ソロ)ウッズ16号(4回裏ソロ)英智1号(8回裏ソロ) |
脇役だらけの打線が17安打と大爆発して快勝!前回の中日戦でも20安打してるし、これはやっぱり昨年の日本シリーズの雪辱を果たそうという気持ちが入ってるからなのかな?
それはそうと、今日は主軸以外の選手がよく打ってくれました。今季初めて1番に抜擢された紺田は猛打賞!特に5回。重苦しいムードに入りかけたときのタイムリーは大きかった。これで紺田は3試合連続のマルチヒットです。そして2番の高口も3安打3打点の大活躍。5回の逆転タイムリースリーベースが光りました。さらに、このところ不振を極めていた坪井も猛打賞で復活をアピール。ピッチャーの多田野を除けば、先発全員安打でした。
大きなポイントとなったのは5回表の攻撃。1回は盗塁死、2回は併殺、3回はバント失敗と、たびたびチャンスを掴みながらも拙攻を繰り返してきたファイターズ打線。この5回にも、小谷野、坪井の連打と小山の送りバントで1死二三塁のチャンスを作ります。打順は9番・ピッチャーの多田野。ここで梨田監督は勝負に出ます。これまでウッズの2発以外は完璧な投球をしてきた多田野に代えて、代打小田を送り込みます。しかし、小田の打球はサードへのゴロ。サードランナーの小谷野が三本間に挟まれてタッチアウト。2死一三塁となってしまいます。
ここで得点できなければ、非常にイヤな空気になりそうな場面で、打順は先頭の紺田に回ります。この勝負どころで、紺田は眼前に迫った暗雲を切り裂くかのように、センター前にキレイなタイムリーを放ちます。1対2、1点差。この1打で、スタジアムを支配する空気が一転、それに後押しされるように、続く高口の打球は右中間を破る2点タイムリースリーベース!一気に試合をひっくり返しました。
7回には、三木と紺田が俊足を活かし、送りバントを立て続けに内野安打として無死満塁のチャンスを作ると、高口のレフト前タイムリーでまず1点追加。そして、ただ野手ではただ1人ノーヒットだった賢介が、珍しいピッチャー強襲の2点タイムリーツーベース!さらに、止めに稲葉の犠牲フライで1点を加えて7点目。試合を決定付けました。
17安打で7点ですから、決して効率のよい攻めだとは言えないのですが、5回と7回はよく打線が繋がりましたね。稀哲、信二という打線の要を欠きながらも、実にファイターズらしい攻撃を展開することができました。
ファイターズ先発多田野は、4回を投げてわずかに2安打。しかし、その2安打がウッズのホームラン。抜群の制球と、打者を翻弄する投球術が持ち味の多田野ですが、1打席目はストレートが、2打席目はスライダーが甘く入ってしまいました。それでも、それ以外は完璧な内容。5回表のチャンスに、残念ながら代打を送られて降板となってしまいましたが、もっと投げるところを見てみたかったですね。今日も勝ち星はつかなかったとはいえ、多田野が先発したゲームはこれで5戦全勝。そろそろ「不敗神話」なんて言葉もささやかれるようになりそうです。
多田野の後は、坂元-建山-宮西-武田久-マイケルと繋いで、リードをがっちりと守り抜きました。点差があったので、星野や宮本を使ってやってもいいように思いましたが、油断大敵ということなのか、手堅いリレーでしたね。
多田野のすぐ後を継いだ弥太郎が、2イニングを無失点に抑えて3勝目を挙げました。弥太郎はこのところ4試合、8イニング2/3を連続無失点。シーズン当初は毎試合のように失点し、敗戦処理的な使われ方が多かったのですが、今ではすっかり頼れるリリーフとなりましたね。ベンチには欠かせない存在となり、勝利に大きく貢献しています。
3番手の建山は1イニングをパーフェクトだったのですが、4番手として登板した宮西が、代打・英智にホームランを浴びてしまいます。さらに荒木には四球を与え、武田久の助けを借りることとなってしまいました。ルーキーながら開幕から一軍に定着し、貴重な左のリリーフとしてフル回転してきた宮西。ここにきて、やや疲れもあるようです。
最終回は、今日怪我から復帰したマイケルが久しぶりの一軍マウンドへ。ウッズ、和田、中村紀と続く、怖い中日のクリーンナップをわずか8球で料理。早くも完全復活を印象付け、ファンや首脳陣を安心させてくれました。マイケルの離脱中には、リリーフ陣のコマ不足により落としたゲームもありますし、武田久にかかる負担も心配でした。この復活は、ファイターズにとって本当に大きいですね。
この勝利で貯金も再び今季最多の8となり、交流戦の順位も首位をキープ。さらに、パリーグ首位の西武が敗れたため、こちらはゲーム差を3と縮めることができました。マイケルの復帰で、欠けたピースがようやく一枚戻ってきたファイターズ。まだ、チームの形は不完全ですが、今日のように紺田、高口、小山たち、これまで「脇役」とされてきた選手が、欠けている部分を埋める活躍を見せてくれるのは嬉しいものですね。

骨折した左手首が完治していないため、バットを振るな指令が出ている、とさえ言われていましたから。
本人もそのことはわかっていると思います。