○スウィーニー-宮西-武田久のリレーで接戦を制す!
札幌ドーム18:01開始 観客数:42,126人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 4 | 1 |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 2 | 7 | 0 |
| ○勝利投手 | スウィーニー(5勝1負0S) | ||
| Sセーブ | 武田久(2勝2負6S) | ||
| ●敗戦投手 | 岩田(5勝2負0S) | ||
| 本塁打 | 阪神:新井6号(7回表ソロ) |
6回までは、ファイターズ先発のスウィーニーと、阪神先発の左腕・岩田による投手戦。両者譲らず相手に得点を許しません。
試合が動いたのは7回表。ここまで、来日以来最高なのではないか?と思わせるような制球で、阪神打線を抑え続けてきたスウィーニー。新井に投げたインコースのボールも、少し真ん中に寄ったという程度で、「失投」と言えるほど甘い球ではなかったように思います。しかし、それを全日本の4番打者は見逃してくれませんでした。通算200号となるメモリアルアーチが、広い札幌ドームの左中間スタンドに飛び込みます。0対1。好投を続けてきたスウィーニーが、ついに先制点を許してしまいます。
阪神先発の岩田とは、沖縄キャンプでの練習試合で一度対戦していますが、そのときも2イニングをパーフェクトに抑えられています。6人の打者に全くバッティングをさせず、「聞いたことない投手だけど、いい左腕だなあ」という印象を受けました。そのときは、岩田の出身校は大阪桐蔭高校ということもあって、メディアは「怪物ルーキー中田相手に、岩田が先輩の意地を見せるか?」という論調だったのですが、今では好調阪神を支える立派な先発の柱。セリーグ防御率NO1も納得という、さすがのピッチングで、なかなか付け入るスキを見せません。
しかし、このまま終わらないのが今のファイターズ。その直後の7回裏。1死から稲葉がセンター前ヒットで出塁。続く打者は、ここまで2打席連続で併殺に倒れている信二。名誉挽回とばかりに弾き返した打球は、右中間を破るツーベース。1死二三塁とチャンスを広げます。そして、打席には当たっているスレッジ。上手く流し打った打球は、レフト前へのタイムリーとなり、同点に追いつきます。
この押せ押せムードの中、バッターボックスに入ったのが小谷野。しかし、小谷野の放った打球はサード真正面のゴロ。「げ!ゲッツーか?」と思った瞬間、なんと守備に定評のあるバルディリスがこれをトンネル。サードランナー信二がホームを踏み、思わぬ形で決勝点が入りました。
前のヤクルト戦に続いて、相手のミスに乗じた決勝点。このあたりも実にファイターズらしい攻撃と言えるでしょうね。
逆転した直後の8回表。先発・スウィーニーのあとを受けてマウンドへ向かったのはルーキー左腕の宮西。鳥谷、林、野口を三者凡退に斬って取り、掴んだ流れを渡しません。終盤の大事な場面を任せられる、本当に頼もしい戦力になっています。
そして、最終回のマウンドには、もちろん武田久。マイケルの離脱によりストッパーを任されて以来、6試合連続無失点を続けています。しかし、先頭の代打・桧山にヒットで出塁を許すと、送りバントで一打同点のピンチを招きます。2番・関本はサードゴロに仕留めて2死としますが、ここで迎えるバッターは、先ほどの打席でホームランを放っている新井。久にとっては大学の先輩でもあります。息の詰まるようなこの場面。最後は外角低めへと完璧にコントロールされた変化球に、新井のバットが空を切り、三振でゲームセット。ギリギリの投手戦を、継投でものにしました。
セリーグ首位を独走する好調阪神相手の勝利。これで交流戦は7勝2敗となりました。怪我人多発もものともせず勢いに乗ってきたファイターズ。今日のような強力な投手陣を中心とした戦いを続けていけば、これからも期待してよさそうですね。
