●ミスの連鎖で連勝ストップ
東京ドーム18:00開始 観客数:43,813人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | 1 |
| 巨人 | 2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | X | 6 | 9 | 0 |
| ○勝利投手 | 西村健(6勝2負0S) | ||
| Sセーブ | クルーン(0勝1負15S) | ||
| ●敗戦投手 | 藤井(1勝4負0S) | ||
| 本塁打 | 日本ハム:スレッジ7号(2回表2ラン)稲葉8号(4回表2ラン) 巨人:木村拓2号(2回裏ソロ)ラミレス17号(8回裏ソロ) |
うーん、やっぱり巨人に負けるってのは、他のチームに負ける以上に悔しく感じますね。なんでだろ?
それに、相手がどうこうよりも、決勝点の与え方が悪すぎましたね。エラーで出したランナーを暴投で返しちゃったんだから。どうしても、後味が悪くなります。
セ・リーグ時代の藤井についてはほとんど知らないのですが、試合前、「巨人キラーの藤井」なんてフレーズをあちこちで見聞きしました。それで、期待していたのですが、巨人戦の通算成績は13勝13敗の五分。それって「キラー」って言っていいのかな?
今シーズンここまで、好投しても味方打線に見殺しにあうことが何度もあった藤井ですが、今日は4点の援護をもらいながらも、失点を重ねます。点の取られ方がとにかく悪かったですね。初回に2死から、小笠原、ラミレス、阿部の3連打で2失点。同点に追いついてもらった直後の2回裏には、先頭の木村拓也にホームラン。そして、逆転してもらったすぐ後の4回裏には、またしてもキムタクにタイムリーで同点。やってはいけないタイミングで、ことごとく失点してしまいました。好投すれば打線が沈黙、打線が援護すれば打たれるという、なんともチグハグなことになっています。
6回、1死一二塁のピンチを招いたところで藤井は降板。その後、2死一三塁となって、代打清水の場面で登板した左腕・宮本が初球にワイルドピッチ。サードランナーが生還し、結局これが決勝点となってしまいました。
悪い形で4失点しているので、文句は言えないところなんですが、決勝点となった1点は、エラーとリリーフの暴投による失点。自責点ではない失点で負け投手になるとは、藤井はとことんツイてないですね。というか、藤井が登板すると、これで3試合連続して野手が足を引っ張り、エラーが失点に絡んでいます。
まあ、あの場面で宮本が出てきた時点で、多くのファイターズファンが悪い予感を抱いたことでしょうけど、まさか暴投であっさりと得点を許してしまうというのは予想外でした。受ける鶴岡にしても、体で止めに行っていれば、前に落とせたボールだと思うので、この1点は悔やまれます。
同じ左投手ならば、安定感の高い宮西の起用も考えられた場面ですが、まだ6回、しかも同点という状況を考慮すると、ベンチも躊躇してしまったのでしょう。信頼できる左のリリーフが、宮西しかいない現状では、今後も同じような事態が起こることが予想されます。ある程度覚悟しておいたほうがいいでしょう。
昨日は大量得点を奪い、今日は貧打になるのではないかと心配されていた打線ですが、稲葉、スレッジのホームランで、巨人先発・木佐貫から4点を奪います。しかし、木佐貫の後を継いだ、藤田、西村、豊田、クルーンの前に手も足も出ず、6回以降はノーヒット。結局、わずか5安打に終わりました。稲葉もスレッジも、上手く逆方向へ運んだ技ありのホームランでしたが、「札幌ドームだったら入ってないかな?」というような当たり。4得点とはいえ、やっぱりジンクスが発動し、貧打になってしまったと言ってよさそうです。
攻撃のポイントは5回表。先頭の鶴岡が左中間を破るツーベースで出塁します。ここでバッターボックスにはピッチャーの藤井。当然バントの構えをしますが、初球を空振り。そして3球目からバスターに切り替えて、結局5球目を空振りで三振。ランナーを進めることができませんでした。送って1死三塁の場面を作れていれば、得点していた可能性が高かっただけに、この采配とプレーは痛かったですね。この回、1点でも勝ち越していたら、その後のピンチでもいい投手から投入できたはずなので、試合の流れは全く別のものになっていたでしょう。
今日の試合は、5回表の采配と、6回裏の継投。この二つが勝敗を決定付けてしまいました。しかし、それ以上にいかんのがエラーですね。守備機会もそれほど多くないのに失策数両リーグNO1という陽仲寿も困り者ですが、それ以上に困ったのは、守備固めとして登場しているはずなのにエラーを繰り返す飯山。今日はそのエラーがきっかけで、相手に決勝点を与えてしまいました。度重なる失態に「名手」の評価もガタ落ちです。金子誠の抜けた穴を、打では陽に、守では飯山に埋めてもらうことを期待しているのですが、両者共にファンを納得させるような結果を出せていません。それならば、出場したゲームでは好守にまずまずのプレーを見せている高口にも、もう少しチャンスを与えてあげてもいいように思うのですが(まぁ先日の2度のバント失敗が首脳陣の評価を落としたのかもしれません)。
そして、試合後、この敗戦以上にショッキングなニュースが。7回、巨人3番手・西村が投じたインコースのボールを左手に受け、途中交代した稀哲ですが、検査の結果、「左手第五(小指)中手骨(ちゅうしゅこつ)骨折」と診断されたそうです。復帰までの期間については、明日の精密検査を待たなくてはなりません。武田勝、マイケルと主力の離脱が続きましたが、よりによってリードオフマンの稀哲までもがチームを離れることになってしまうとは。チームにとっては痛すぎるアクシデントです。
しかし、これまでも誰かの抜けた穴を全員でカバーして戦ってきたファイターズ。逆境での強さは折り紙付きです。必ずこの苦しい状況を乗り越えていけると信じて、応援しましょう。

日本ハム ヤクルト
須永、山本、坪井⇔福地、米野
日本ハム 阪神
賢介、歌藤⇔平野、桜井
日本ハム 西武
藤井、中村泰⇔G・G佐藤