○家族来日でグリン復活!交流戦初戦を白星で飾る!
札幌ドーム18:02開始 観客数:16,957人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 横浜 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 | 5 | 1 |
| 日本ハム | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 | X | 6 | 9 | 2 |
| ○勝利投手 | グリン(2勝6負0S) | ||
| Sセーブ | 武田久(2勝2負2S) | ||
| ●敗戦投手 | 那須野(2勝6負0S) | ||
| 本塁打 | --- |
ファイターズファンの誰もが待ち望んでいたアノ男が!今年も札幌ドームに帰ってきたぜ!!そう、その男の名は、カイル・グリン。
家族の見守る前で、父ライアン・グリンは、これまでの不甲斐なさがウソのような、素晴らしいピッチングを披露します。球威充分のストレートが低めのコーナーにズバズバ決まり、スライダーもキレまくり。「好投」という言葉では収まりきらないような見事な投球に、家族の力の偉大さを思い知らされました。
ここまで防御率4点台と、不安定な投球が続いたうえに、打線の援護も乏しく1勝6敗と、大きく負けが込んでいたグリン。マウンド上でイライラした様子をたびたび見せ、それが自らの投球のみならず、味方の攻撃のリズムにまで影響を及ぼしていたようにも思います。
何度か不甲斐ない投球を見せられても、「家族が来日すれば、やってくれるだろう」と、それほど悲観はしていませんでしたが、その一方で、「もし、家族が来てもダメだったらどうしよう?」という一抹の不安があったのも正直なところ。
家族が来日して初の登板となった、今日の交流戦初戦。注目のマウンドで、グリンは7回を投げて、わずか2安打、無四球、自責点0という完璧な内容。セリーグ1の打率を誇る、横浜打線を封じ込めました。
やはり、グリンにとって、やはり家族は最高の精神安定剤なのでしょう。今日はマウンド上でも非常に穏やかな表情。ベンチに戻るときにも、頻繁に笑顔を覗かせていました。
そして、グリンのピッチングに好影響を与えた男がもう1人。大胸筋の故障で、しばらくはファーストやDHでの出場だった「正妻」信二が、今日は久しぶりにスタメンマスクをかぶりました。信二が故障して以来、鶴岡や小山がマスクをかぶっていたのですが、相性の問題なのか、投球のリズムも良くありませんでした。今日はバッテリーの呼吸もピッタリ。やっぱり、グリンの力を一番引き出せる捕手は信二のようです。
グリンは、ダルビッシュに続く柱とならなけらばならない存在。グリンの力なくしては、ファイターズが優勝争いすることは難しいでしょう。不安を全て吹き飛ばすような今日の投球を見て、頼りになるパパが、チームをさらなる上昇気流に乗せてくれることを確信しました。
一方の打撃陣も、今日は先制、中押し、ダメ押しと、非常に効果的に得点を重ねていきました。2回には、稲葉、信二、スレッジと、鮮やかな3連打で先制。スレッジは右方向への打球に、力強さが増してきましたね。最近は、得意だった引っ掛けてのセカンドゴロを見なくなったもんなあ。スレッジはこれで7試合連続安打と、地味に調子を上げてきているようです。
4回には、小谷野のセンター前ヒットを足がかりに、2つの四球で2死満塁とすると、今日2番サードで出場の高口が、ライト前へライナーで運ぶ2点タイムリーヒット。好投するグリンに、もう一押し援護が欲しかったところだけに、この得点は効きましたね。主軸の選手ではなく、なかなか波に乗れない小谷野からチャンスを作って、成長株の高口が返したというのも嬉しい。高口は三遊間のライナーをダイビングキャッチするなど、守備でもいいプレーを見せてくれました。しかし、初回と7回、二度のバント失敗は要反省。
1点を返されたすぐ後の7回裏には、2死二塁から、右のサイドスロー・加藤が何故か稲葉とまともに勝負。「うーん、ここで稲葉と勝負とは無謀な・・・」と思っていたら、稲葉はライト線へのタイムリーツーベースを放ち、さらに1点を追加。
3点差の8回裏には、2死一塁から代走紺田が盗塁。そして、今季22打席ヒットのなかった飯山が三遊間をしぶく破るレフト前ヒット。この浅い当たりで、紺田がホームを突き。ダメ押しの6点目。紺田の足が、横浜の反撃ムードを消沈させました。
今日は切り込み隊長の稀哲が5打席全てに出塁(1打席目はエラーだけど)。稲葉、信二、スレッジも、それぞれ大事なところでヒットを放ちました。今日27歳の誕生日を迎えた賢介が4打席ノーヒットだったのは、ちょっと残念でしたけど。
打線はこの6試合、10安打、11安打、16安打、8安打、8安打、9安打。この間の平均得点も5点以上と、「極貧期」を完全に脱したようです。ただ、またいつ戻ってしまうのかわからないので、楽観はできませんが。
ただ、喜んでばかりもいられないゲームだったのも確かです。初回にはお馴染みとなった陽が、そして7回には守備固めのはずの飯山が、それぞれエラー。相変わらず守備の乱れが目立ちます。まあ、陽がエラーするのは想定内、もう慣れっこです。気長に成長するのを待ちます。しかし、守備力を買われて一軍にいる裕志のエラーはいただけません。裕志はこれで早くもエラー3つ目。その存在意義を問われていると言っていいでしょう。ちなみに、今季この二人より多い守備機会をこなしている金子誠は、怪我を抱えながらも、ここまでエラー無し。会長、このチームにはまだまだアナタの力が必要のようです。
そして、何よりファイターズファンの不安をかきたてたのは、セットアッパー建山の乱調。四球でランナーを出すと、仁志、内川に連続タイムリーツーベースを打たれて、楽勝ムードに冷や水を浴びせます。今シーズンずっと無失点できたのですが、一昨日に続いての失点。今日はある程度点差があったから良かったものの、これが僅差のゲームとなると、見ているほうは平常心で8回を迎えることが難しくなりそうです。
そんな建山の尻拭いに8回から駆り出された武田久は、9回も先頭のビグビーにヒットを打たれるものの、続く吉村をゲッツーに討ち取り、最終回を三人で締めてくれました。しかし、マイケル不在、建山不安と、ただでさえ重い久への負担が、これから益々増えそうな予感です。宮西、星野、そして先日一軍に上がった金森らに、久の負担を減らしてくれる働きを期待したいですね。あ、弥太郎への期待もまだ捨ててはいませんよ。
今年の交流戦も幸先のいいスタートを切ることができました。明日のファイターズ先発は不動のエース・ダルビッシュ。「札幌ドームでダルが投げるなら楽勝♪」なんて思っていたら、横浜の先発も「ハマの番長」エース・三浦大輔のようですね。番長は今季2勝4敗と勝ち星には恵まれないものの、防御率1.91と非常に安定した投球を続けているようです。このエース対決を制し、昨年同様の「負ける気がしない」というムードに持っていけるといいですね。

賢介と歌藤を阪神に放出して、平野と桜井のトレードもおもしろいと思う。
坂元と木下を中日に放出して、小林と新井のトレードも・・。