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●またも藤井の力投報われず、今季5度目のサヨナラ負け

2008年05月17日(土) ソフトバンク VS 日本ハム 10回戦
ヤフードーム18:00開始  観客数:30,218人
  123456789
日本ハム 000020000 281
ソフトバンク 000000111X 392
○勝利投手 杉内(4勝3負0S)
Sセーブ
●敗戦投手 建山(1勝1負0S)
本塁打 ---

「ひとつのプレーでゲームの流れが変わる」、野球を見ていたら、よく耳にするフレーズですが、まさにその言葉を具現化したような試合でした。

両軍の先発投手は、ファイターズ・藤井、ホークス・杉内。先週の函館でのゲームと同じマッチアップです。そのときは息詰まるような投手戦となったのですが、今日も4回までは両投手とも無失点に抑えます。

試合が動いたのは5回表。先頭の鵜久森がライト前ヒットで出塁すると、9番の鶴岡が送バント。続く稀哲は三遊間を鋭く破るレフト前ヒットで1死一三塁とすると、高口がセンター前へのタイムリーで、ファイターズが先制します。なおも一三塁の場面が続き、ここで賢介の高いバウンドのピッチャーゴロの間に、サードランナー稀哲がホームに滑り込み、さらに1点追加。実にファイターズらしい攻め方で、前回完封を喫している杉内から2点をもぎ取ります。

前回も力投を見せたファイターズ先発の藤井は、変化球、直球ともに制球が素晴らしく、いつもとは違ってリズムのいいピッチング。ここぞというところで、低めのコーナーをズバッと突くストレートで見逃し三振を取るなど、見ていても気持ちのいい投球で、6回までホークス打線を散発の3安打に抑え込みます。

しかし、ゲームの流れが一変したのが7回裏。1死で一塁で、8番・辻の放った打球はショートへの低いライナー、これをワンバウンドで捕球した陽仲寿、ゲッツーを焦ったかセカンドへの送球が大きくそれてしまいます。1死一二塁。藤井は、代打レストビッチを三振に討ち取るものの、続く本多に低めの変化球をうまくセンターへ運ばれ、1点を失います。これで1点差。

常に守備が課題と言われてきた陽ですが、ここ数試合は、何度も好守を見せ、スローイングも安定していました。しかし、この大事な場面でエラー。結果、このプレーによって、反転した流れが、激流となりファイターズを飲み込んでしまうこととなります。

再び流れをファイターズに引き戻すチャンスもありました。8回表、1死から信二が三遊間への深いゴロ。これが内野安打となり無死一塁。ここで、代走に工藤が出るのですが、気がはやりすぎたのか、杉内の牽制に誘い出されて、一二塁間で憤死。ホークスへの流れを、決定的なものにしてしまいます。

そして、8回裏。マイケルがいるなら、この回の先頭から武田久投入という場面ですが、藤井は続投します。しかし、この日完璧に抑え込んでいた先頭の松中に、ストレートの四球を与えてしまいます。ここで、藤井は降板し、代わって建山がマウンドへ向かいます。

しかし、盛り上がるヤフードームの雰囲気に飲まれるように、建山は柴原、松田に連打を浴び、同点に追いつかれてしまいます。これで、藤井の勝ち星が消えてしまいました。

なんとか、追加点を挙げたいファイターズ打線ですが、球数が100球を超えても、疲れを見せない杉内の前に、三振の山を築きます。9回表には、まるでサヨナラへのプレリュードを奏でるかのように、小谷野、飯山、紺田のバットがクルクル回り、見事に三者連続空振り三振。

そして9回裏は、予見していたことが、まさに流れの通りにそのまま起こったという感じです。先頭の代打・本間がセンター前ヒットを放つと、1番の本多が送りバントで1死二塁。迎えるバッターは不調の川崎。ここで、ファイターズベンチは動き、左の宮本を送り出します。しかし、そうなることが当然のように、川崎の放った打球は、全身守備のセンター稀哲の頭上を抜けていき、本間がサヨナラのホームを踏みました。

一つのプレーを境に大きく流れが変わり、逆転負けを喫してしまいました。これほどまでに、絵に描いたような展開になるゲームも珍しいと思います。

そのターニングポイントを演出してしまった陽仲寿。しかし、この一敗も、陽が大きく成長するための糧となるならば、意味があります。多くの人が認めるとおり、素材は一級品。ファンも首脳陣も、陽には大きな期待をかけています。今日のゲームを教訓として胸に刻み込み、一層の精進に励んでもらいたいものです。

今日も素晴らしいピッチングを披露してくれた藤井ですが、またしても報われませんでした。本当に気の毒としか言いようがありませんね。今日の継投には、文句の一つでも言ってやりたい人が多いかもしれません。しかし、マイケル不在という苦しいなかで、ベンチは最良の決断を下したということでしょう。8回裏の藤井続投ですが、先頭の松中に対して、藤井は3打席完全に抑え込んでいます。しかし、ストレートの四球を与えてしまうというのは誤算でした。あとを継いだ建山も、このところ調子が良かったのですが、今日はストレートが甘く入ってしまいました。

そして、9回裏。1死二塁でバッター川崎というシーン。ファイターズのブルペンで最も頼りになる左腕・宮西は、昨日2イニング以上投げているので、ここでは使えません。延長になったときのことを考えれば、武田久も使い難く、苦肉の策で宮本を登板させたのでしょう。守護神の不在により苦しくなったリリーフ事情が、さっそく露呈した形となってしまいました。

昨日は16安打で10点を奪った打線ですが、今日も8安打と、ヒットはそこそこ出たものの、わずかに2得点。稀哲が3安打、高口が2安打と、一二番で5度も出塁しながらも、なかなか得点に結びつけることができませんでした。さすがに、稲葉の不在は大きいですね。早期スタメン復帰を願いたいところです。

さて、明日が交流戦前最後の試合となります。両軍の先発投手はスウィーニーと大場。やはり、先週の函館と同じ顔合わせです。このカードの勝ち越しを決めて、気分良く交流戦に挑みたいものですね。


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5/17、【H-F】<10>藤井投手好投も、終盤に追いつかれ、無念のサヨナラ負け・・・ - やっさん日記

福岡ソフトバンク3連戦の2戦目。 今日の試合の先発は、日本ハムが藤井投手。福岡ソフトバンクが杉内投手。 [[img(http://www.geocities.jp/yasu08262008/0517.jpg)]] 【1回表】 杉内投手に対する初回の攻撃は、森本選手がファーストゴロで

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  • 名前:雄介
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パリーグ順位表

チーム試合引分勝率
西武 144 76 64 4 .543 優勝
オリックス 144 75 68 1 .524 2.5
日本ハム 144 73 69 2 .514 1.5
ロッテ 144 73 70 1 .510 0.5
楽天 144 65 76 3 .461 7
ソフトバンク 144 64 77 3 .454 1

2008年10月12日現在

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