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○小谷野繋いだ!信二決めた!起死回生の逆転劇!

2008年05月14日(水) 日本ハム VS ロッテ 11回戦
東京ドーム18:01開始  観客数:22,265人
  1234567891011
ロッテ 00000100002 362
日本ハム 01000000003X 4100
○勝利投手 MICHEAL(2勝0負10S)
Sセーブ
●敗戦投手 荻野(1勝3負5S)
本塁打 ロッテ:大松6号(11回表2ラン)

ダルビッシュ対小林宏之という、開幕戦の再現となったこのカードですが、両者譲らぬ力投の末に延長戦までもつれ込むという展開となりました。

2回表。先頭の稲葉が痛烈なライト前ヒットを放つと、続くスレッジはラッキーな内野安打で、無死一二塁のチャンス。小田のファーストゴロの間に稲葉がサードに進み、打席には小谷野。小谷野の打球は平凡なセカンドゴロ。しかしこれがゲッツー崩れとなる間に、稲葉がホームを踏み、ファイターズが先制します。

開幕戦では足がつり、無念の途中降板となった小林宏之。それ以来不調が続き、ここまで4連敗。しかし、今日は気合の入ったピッチングで追加点を与えません。

一方のダルビッシュは制球が冴えず、初回から3回まで四球でランナーを背負う苦しいピッチング。4回5回は三者凡退に抑え、立ち直ったかに見えた6回。2番根元、3番福浦に、連続ツーベースを浴び、同点に追いつかれてしまいます。

8回にも四球でランナーを出し、オーティズのツーベースで2死二三塁のピンチを背負うと、打席には大松。一塁が空いているので、ここは敬遠かと思いましたが、バッテリーは勝負を選択。カウント2-3からの6球目、高めに浮いた変化球を大松はピッチャー返し。センターへ抜けるか?と思われた打球でしたが、マウンドで跳ねて勢いを失ったところを、ショート陽が軽快に捌いてスリーアウト。なんとか、ピンチを凌ぎました。ここのところ、陽の動きが見違えるように良くなり、何度もピッチャーを助けていますね。

ファイターズ打線は、5回以降再三のチャンスにも、小林宏の気迫の投球の前に、あと一本が出ずに追加点を奪うことができません。

9回裏。先頭の直人は、13球粘った末に、神戸の好プレーに阻まれるライトフライ。しかし、続くスレッジがライト右へ運ぶツーベースで、またも得点圏にランナーを置きます。ここで6番小田は敬遠。小谷野が打席に入ります。カウント2-3と粘った7球目、小林宏渾身のストレートに、小谷野のバットは空を切ります。空振り三振。あまりの悔しさに、小谷野はバットを叩きつけます。

9回、10回は武田久が6人で抑えるパーフェクトリリーフを見せます。このところ、打ち込まれることが多かった久ですが、とりあえずは一安心です。

しかし、サヨナラを期待された10回裏の攻撃は、この回マウンドに上がったアブレイユの前に三者凡退に終わります。

そして、11回表。この回からは、今季わずか1失点と、抜群の安定感を誇るマイケルがマウンドへ。しかし、マイケルはコントロールが定まらず、先頭の福浦にストレートの四球を与えてしまいます。続くオーティズの打席で、代走大塚に盗塁を決められ、無死二塁とあっという間にピンチを招きます。オーティズはショートフライに討ち取るものの、迎える打者は、先月千葉でサヨナラ打を浴びている大松。カウント2-3からインコースに沈み込む変化球。大松はこれをうまく拾い上げると、打球はライトスタンド最前列へ。延長で信頼していた守護神が打たれるという悪夢のような展開です。

しかし、最後まで何が起こるのかわからないのが野球というスポーツ。

11回裏。先頭は3番賢介。この回からマウンドには左の川崎があがります。賢介はカウント1-3からの4球目のストレートをレフト前に弾き返してノーアウトのランナーが出塁。

続く4番直人に代わって、代打は先日プロ初安打を放った鵜久森。ここでロッテベンチも動き、クローザーの荻野を投入します。カウント2-3となって7球目、鵜久森はアウトコースのカットボールを捉えると、打球は二遊間を抜けるセンター前ヒット。ノーアウトで同点のランナーが出ました。

続く三木は送りバント。三塁線に転がったボール、三木の俊足に焦ったのか、これをキャッチャー金沢がファーストへ悪送球。その間に賢介が生還し、なおも、ランナー二三塁と、一打サヨナラのチャンスを迎えます。

続く小山はピッチャーゴロに倒れてワンアウトとなり、打席には9回に三振した悔しさからバットを叩き付けた小谷野。カウント1-3から外角に曲がり落ちてくるカーブにうまく合わせた打球は、鋭く一二塁間を切り裂き、サードランナー代走の紺田が生還。同点です!

この時点で流れは完全にファイターズ。この雰囲気に押されるように打席に入った信二。初球、荻野の投じたインハイのストレートを、持ち前のパワーで強く振り抜く!高々と舞い上がるレフトへの大きな犠牲フライ。サードランナーの三木は悠々ホームイン!諦めかけていた状況から一転、劇的なサヨナラ勝ちとなりました!

先発のダルビッシュは、内容的には今ひとつでしたが、8回を投げて1失点。もちろん充分合格点です。しかし、ダルビッシュにはさらに上のレベルの投球を期待していたのも事実。次回は、開幕戦で見せてくれたような、目の覚めるような素晴らしいピッチングを、見せてもらいたいものですね。

それにしても、またもや勝ち星はおあずけになってしまったダルビッシュ。「ダルビッシュ好投→味方が貧打で延長戦突入→久orマイケルが勝ち星をさらう」。このパターンがこれで今季3度目。本当ならばもう8勝しているはずだったんですけどね。ちょっとはふて腐れても良さそうなものですが、サヨナラが決まった瞬間、誰よりも嬉しそうにベンチを飛び出してきた姿には、チームの勝利を第一に考える姿勢が見て取れて、ファンにとっても嬉しいものでした。

9回までに1点しか奪うことができなかった相変わらずの貧打線ですが、今日は小田以外のスタメンは全員ヒットを放ったので、まぁ良しとしましょう。

まず、褒めてあげたいのが、11回にサヨナラに繋がるヒットを放った鵜久森。先日のプロ初安打はラッキーなポテンヒットだったので、あまり喜びを実感できなかったそうなのですが、今日のヒットはゲームの流れから言っても非常に大きな一打でした。やや、スケールが小さくなってしまった感は否めないのですが、まずは確実にヒットを重ねることを心がけ、徐々に本来の長打力も取り戻していってもらいたいですね。明日は左の成瀬なので、スタメン起用も濃厚。期待したいです。

そして、同点打を放った小谷野。決勝の犠飛を打った信二ももちろん偉いのですが、小谷野のあの一打によって、大方の勝負は決まったように感じました。前の打席、一打サヨナラの場面で空振り三振を喫し、バットを叩きつけて悔しがるシーンがありました。いつも穏やかで、練習中でも笑顔を絶やさない小谷野。ここまで感情を露わにして悔しがる姿は初めて見ました。もちろん、道具に当たるのはプロとして感心しませんが、そのむき出しの激しい闘志が、10回表の超ファインプレー、そして流れを決定付ける同点打を呼んだのでしょう。今のファイターズ打線に一番足りないのは、この表に出していく闘志なのかもしれません。

しかし、臀部の張りで途中交代した稲葉が心配ですね。明日のゲームに影響が出ない程度ならばよいのですが。これ以上の怪我人は本当に勘弁してもらいたいところです。

さて、明日の先発は吉川と成瀬。成瀬との前回対戦時には、陽のホームランなどで2点を奪い、マウンドから引き摺り下ろしています。しかし、2点程度では「攻略した」とはとても言い難く、当然今回も苦戦が予想されます。

光夫は前回のロッテ戦では、6回を無失点と好投しているのですが、その後ファームでは7失点と大炎上。課題の制球力は相変わらず克服されていないようで、非常に心配です。これだけ背信投球を繰り返しながらも、一軍での先発のチャンスを与えられる若手投手なんてそうそういるもんじゃありません。もちろん、先発投手のコマ不足もあるのでしょうが、光夫の持つポテンシャルに、首脳陣は大きな期待をかけているのでしょう。その気持ちはファンも同じ。光夫はこれに応えるような投球を見せてくれるでしょうか?


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コメント
賢介を阪神に放出して、平野を獲るほうがよいのでは?
   日本ハム   阪神
   賢介、歌藤⇔平野、葛城
平野はセカンドのみならず、外野も守れる俊足の選手だから、便利だと思う。
工藤、八木を横浜に放出し、金城、大西と交換すべき。
須永、山本両左腕投手をヤクルトに放出し、福地と宮出を獲るべき。
坂元、木下を中日に放出して、小林と平田を獲るべき。中日は中継ぎ右腕不足で、木下は地元中日に入団希望をしているのをかなえるためと日本ハムは中継ぎ左腕の補充と右打者の強化との思惑が一致。
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  • 名前:雄介
  • 棲家:北海道旭川

パリーグ順位表

チーム試合引分勝率
西武 144 76 64 4 .543 優勝
オリックス 144 75 68 1 .524 2.5
日本ハム 144 73 69 2 .514 1.5
ロッテ 144 73 70 1 .510 0.5
楽天 144 65 76 3 .461 7
ソフトバンク 144 64 77 3 .454 1

2008年10月12日現在

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