●ダルビッシュついに敗れる、2日連続のサヨナラ負け
西武ドーム18:01開始 観客数:15,574人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 10 | 1 |
| 西武 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1X | 4 | 8 | 1 |
| ○勝利投手 | 星野(2勝0負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | ダルビッシュ(5勝1負0S) | ||
| 本塁打 | 西武:中村8号(2回裏ソロ)細川6号(5回裏ソロ) |
ダルビッシュ対涌井。前回3月27日の対戦では、両者一歩も譲らず、9回まで無失点ピッチング。まさにエース同士のプライドがぶつかり合う、素晴らしい投手戦を見せてくれました。
今日の試合も、息詰まるような投手戦が展開されるかと思いましたが、両投手共にとても本調子とは言い難いピッチング。
涌井は球威も制球も精細を欠き、毎回ランナーを背負う苦しい投球で、5回までに3点を失います。一方のダルビッシュも、2回におかわり君中村、5回にはズンドコ細川に一発を浴びます。さらに7回には内野ゴロの間に1点を失い、こちらも3失点。
そして、その幕切れは、前回と同じく、最後までマウンドに立っていたほうが、サヨナラヒットを浴びるという皮肉なものとなりました。しかし今回、マウンドに立ち尽くし、歓喜に沸く相手ナインを間近で目にすることとなったは、ダルビッシュのほうでした。
9回裏。先頭のGG佐藤をピッチャーゴロに討ち取り、迎える打者は今日ホームランを打たれているおかわり君。外角高めのスライダーを右に運ばれ、これがあわやホームランかというフェンス直撃のツーベース。一打サヨナラのピンチを迎えます。
続く大島にはストレートの四球で塁を埋めます。ここで西武ベンチは今日ホームランを放っている細川に代えて、ダルビッシュに相性のいい石井義人を代打で送り込みます。カウント1-2からの4球目。真ん中低めに構えた鶴岡のミットに、素晴らしいストレートが吸い込まれます。しかし、主審はこれにボールの判定。結局、石井にも四球を与え、1死満塁と絶体絶命のピンチを招いてしまいます。
ここで打席には、昨日サヨナラホームランを放っているボカチカ。初球、真ん中の甘いコースにシュートしてきたツーシーム。力んでくれたのか、これを詰まらせてセカンドフライ。なんとか2死までこぎつけます。
しかし、まだ油断はできません。続くバッターは今日2安打の片岡。「ダルビッシュなら、俺たちのエースダルビッシュなら必ず抑えてくれる!」、そう信じて見守ります。そして、2球目。外角低めに投じた147kmのストレートを、片岡は強く叩きつけます。大きく弾んだ打球は、ジャンプしたサード直人のグラブの先をかすめて外野へ。西武ベンチからは一斉に選手が飛び出し、敵地は連日のサヨナラ劇に沸きかえりました。
ダルビッシュは9回、自ら志願して続投したそうです。万全の体調ではありませんでした。8回まで投げてきた疲労も、もちろんあったでしょう。しかし、ここまでチームを引っ張って来てくれた絶対的エースに、9回のマウンドを託すのは当然のこと。そのダルビッシュが打たれてしまっては、もう仕方がないとしか言いようがないですね。ピッチャーもベンチも責めることはできません。
一方、打線は10安打を放ちながらも、あと一押しができずに3得点。初回1点を奪ったあとの1死二三塁と、6回の連打と送りバントで作った1死二三塁のチャンスを、モノにできなかったのが響きました。あと一本出ていれば、涌井を崩すことができたのですが。
ただ、今日は6番以降の下位打線が4安打と、少し当たりが出てきたのは明るい兆しでしょうか。特に登録抹消になった金子誠に代わって9番ショートに入った陽仲寿は、スリーベースを含む2安打。課題とされていた守備も、6度の機会を無難にこなしました。ここまで打率1割台前半、守備でもエラーを連発と、いつ鎌ヶ谷に戻ることになってもおかしくない状況。それでも、将来のファイターズをしょって立つ大器であると、首脳陣は見ているのでしょう。今日は我慢の起用に応えて、結果を残してくれました。このままショートのポジションを、一気に奪い取るくらいの気迫を見せてもらいたいものですね。
いや、しかし西武強いですね。ファイターズは2位をキープしているとは言うものの、これで西武とのゲーム差は5に広がりました。獅子の尾を捉まえるどころか、その背中が遠ざかってきます。
結果3タテを喰らうということになってしまいましたが、それぞれの試合を見てみると、2点差、2点差、1点差と、全て最後までゲームの行方はわかならい接戦でした。両者の間に大きな実力の差があるというよりも、ほんのちょっとした勝負のアヤで、結果が分かれてしまったのでしょう。
とは言え、大敗したわけでもないのに、西武の強さが強烈に印象に残ったのも事実。これは、終盤での勝負にかける集中力の差なのかな、とも思います。この3連戦で、6回以降の得点を比べてみると、ファイターズは0点なのに対して、西武のほうは8点。ファイターズは、何故か終盤大事な場面で、淡白な攻めや拙攻を繰り返してしまったのに対し、西武は「ここで点が欲しい!」というところで、大技小技で鮮やかに得点を奪いました。
少し前と比べれば、ファイターズ打線も比べものにならないくらい良くはなってきています。今日も好投手涌井から9安打、合計で10安打を放ちました。しかし、接戦になったときのもう一押しができなかった。昨年のファイターズは、貧打ではあるものの、こういう競ったゲームでこそ、ここぞというシーンで集中力を発揮し、決勝点を奪ったものですが。
今季は監督をはじめとした首脳陣が変わり、采配にも変化が現れています。また、打線のカラーも少しずつですが、変わってきています。しかし、2連覇を果たしたファイターズの、何よりの強みでもある、接戦での集中力、勝負強さ。これだけは変わらずにいてもらいたいですね。
さて、このゴールデンウィーク9連戦。振り返ってみれば、5勝4敗と勝ち越すことができました。厳しい日程の中、戦ってきた選手達は、本当にお疲れ様でした。明日、明後日はお休みで、土曜日からは、今季初の北海道地方球場での試合。函館オーシャンスタジアムでソフトバンクとの2連戦です。
ファイターズ先発は藤井-グリンでしょうか?藤井は前の試合で右肩に打球の直撃を受けていますが、投球に影響はないのか心配なところ。ソフトバンクはおそらく杉内-大場でしょう(和田があるかも?)。前回札幌ドームでは叩いている相手です。地方のファンにも喜んでもらえるような、試合を期待したいですね!

野村再生工場で復活できるかどうか?
日本ハム 楽天
須永、金森⇔一場、青山
日本ハムは一場獲得後、すぐに他球団にトレードかな?
日本ハム 横浜
一場、坂元、八木、金沢⇔土肥、山北、金城
あるいは
日本ハム 阪神
一場、歌藤、賢介⇔平野、桜井、秀太