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○苦闘のダルビッシュを打線が強力に援護してロッテに連勝!

2008年04月30日(水) ロッテ VS 日本ハム 8回戦
千葉マリン18:15開始  観客数:17,516人
  123456789
日本ハム 301010001 6111
ロッテ 010020000 3110
○勝利投手 ダルビッシュ(5勝0負0S)
Sセーブ MICHEAL(1勝0負8S)
●敗戦投手 渡辺俊(3勝2負0S)
本塁打 日本ハム:稲葉4号(5回表ソロ)
ロッテ:橋本4号(2回裏ソロ)福浦1号(5回裏2ラン)

試合後に改めてスコアボードを眺めてみました。スコアは6対3、双方ヒットは11本ずつ。何も知らずにこのスコアボードだけを見せられれば、まさかこの試合の先発投手が、防御率1点以下のダルビッシュと、ハムに抜群の相性を誇る渡辺俊介だったとは、誰も思わないでしょう。それくらい予想外のことばかり起こった試合でした。

最初の「予想外」は、ファイターズのスタメンオーダー。2番に工藤を入れ、3番賢介、4番稲葉、5番スレッジというクリーンナップ。そして6番に小田が入り、7番には久々のスタメンとなる直人。2番から7番まで、ズラリと左打者を並べる大胆なオーダーです。信二が外れたのは、やはりまだ大胸筋の張りがあるのでしょうか?単に小田が俊介に相性がいいので、信二に代わってファーストに入れたというだけならばいいのですが。

ファンの間でも、2番に工藤を入れて、賢介にクリーンナップを打たせるという打順案を持っていた人もかなりいたように思いますが、それがとうとう現実になりましたね。

試合もいきなり予想外の展開となります。初回ファイターズの攻撃。1番稀哲、2番工藤が討ち取られてツーアウト。今日の千葉マリンスタジアムはセンター方向からバックネットに比較的強い風が吹いていました。この風はバックネットに跳ね返り、投手から見ると向かい風となります。しかし、サブマリン渡辺俊介にとって、この風はお友達。地面スレスレから放たれるストレートをさらに浮き上がらせ、シンカー・カーブにもキレを加えます。「これは今日も苦労しそうだ」と思った矢先、念願の3番に入った賢介が高めのカーブを引っ張ってライト前へ。続く稲葉はデッドボールで、2死からチャンスを作ります。ここで5番のスレッジ。真ん中に入ったシンカーを真芯で捉えた打球は、逆風を切ってグングン伸び、センターフェンスを直撃。先制の2点タイムリーツーベースとなります。その後、小田の平凡なフライを外野手が見失って、ポテンヒットになるというラッキーな形でさらに1点を追加。なんと、この極貧打線が苦手俊介から、初回に3点も奪ってしまうという、思ってもみなかった幕開けとなりました。

さらに、今日のファイターズ打線はいつもと一味も二味も違うところを見せてくれます。3回には賢介、稲葉の連打で無死一二塁のチャンスを作ると、打席には5番の「併殺王」スレッジ。打った瞬間、「げ、ショートゴロゲッツーか」と思った打球は、ショートがセカンドベース近くを守るという極端な「スレッジシフト」のおかげで、レフト前へ抜けていくタイムリーとなります。スレッジは、この大きく開いた三遊間を狙って打ったのか?それともたまたまそこに飛んだだけなのか?もし、左を狙って打てるのならば、今頃3割以上打ってるでしょうから、多分後者だとは思いますが。

そして5回には、今季初の4番に座る稲葉。インハイのストレートを強引に引っ張り、ライトスタンドへ叩き込みます。4号のソロホームラン!「極貧」と呼ばれた打線が、俊介からなんと5点も奪いました。

しかし、今日の「予想外」はこれだけではありませんでした。初回から珍しく打線の援護をもらった、ファイターズ先発のダルビッシュは、過去この千葉マリンスタジアムで勝ち星がありません。しかも、2度連続の中5日での登板。不安要素はあったものの、「今のダルビッシュならどんな条件でも必ず好投してくれる」と信じきっていました。ところが、このダルビッシュの投球が全く冴えません。変化球のコントロールが極めて悪く、ボールが先行。いつものダルビッシュなら、立ち上がりが悪くても、ゲームの中で修正していけたものですが、今日は最後まで制球に苦しみます。

2回裏には、6番の橋本にストレートを完璧にライトスタンドまで持っていかれて、まず1点を失います。そして、5回には、ランナー一塁から、3番福浦に、インコースのストレートを完璧に打ち返されて、ライトスタンドへのツーランホームランを浴びてしまいます。これで、今季最多の3失点。

結局7回まで投げて、10安打2四球3失点という、今季最悪の内容。三者凡退に抑えたのは3回だけで、ほぼ毎回ランナーを背負いました。しかし、4回の2死満塁のピンチで今江をストレートで三振に取ったり、6回7回の1死一塁の場面でも、続けてゲッツーを取ったりと、随所でエースにふさわしい粘りを見せてくれたのはさすがです。

そして、5-3と2点差の8回、昨日に続いて武田久が登板。昨日は同じ2点差から同点に追いつかれたのですが、このところ連日上演中の久劇場は、今日も幕を上げてしまいます。1死から今日4本目となる橋本のヒットと、オーティズへの四球で1死二三塁。長打が出れば同点という場面で、昨日も同点タイムリーを放っているベニーがバッターボックスへ。しかし、今日の久は踏ん張りました。ベニーをショートゴロゲッツーに討ち取ります。それにしても、ここのところ登板するたびに、二人はランナーを出してしまう久が本当に心配ですね。

9回表には、こちらも今日4本目のヒットとなる稲葉のタイムリーで、ダメ押し点を追加。今日は最後までとことんファイターズらしくない攻撃陣です。まぁ、最後、1死満塁の場面で、得点できなかったあたりは、いつものファイターズでしたが。

9回裏は、昨日同点タイムリーを打たれたマイケルが登場。今日はビシッと三者凡退で抑えて、「予想外」に満ちたゲームの幕を、静かに下ろしました。

初回に3点を奪ったときには、「よし、これで今日は久しぶりに楽に試合を見られる」と思ったのですが、まさかダルビッシュがここまで悪いとは想像の範疇を超えていました。やはり、屋外球場の苦手意識と、昨日突然決まった中5日での登板が、ダルビッシュのピッチングに狂いを生じさせたのかもしれません。

そして、極貧にあえいでいた打線が、打順を組み替えたとたん大当たり!3試合ヒットのなかった稲葉とスレッジが、それぞれ4安打2打点1本塁打、2安打3打点と大爆発!初めて3番に起用された賢介も2安打と気をはきました。

これまで全く打てず、ダルビッシュの投球に頼りっぱなしでいた打線が、今日は苦しむエースを強力に援護してくれました。らしくないエースの投球に、らしくない打線の爆発。しかし、ファイターズらしさの象徴とも言える、苦しいときにお互いを助け合うチームワークが光るナイスゲームでした。

<今日よかったところ>
・打線が久々の6得点、二桁安打。5点以上とったのは18試合ぶり。二桁安打は7試合ぶり。本当に久しぶりに打線が繋がった。
・稲葉、ホームランを含む4安打の固め打ち!これぞ稲葉!という姿をやっと見せてもらったよ。
・スレッジ、2安打3打点!これからも勝負強さ見せてくれ!
・賢介、初の3番でマルチヒット。この打順が合ってるのか?これからどう起用されるのか注目だね。
・小田、ラッキーなタイムリーを含むマルチヒット。今日は渋い働きだったけど、これからも存在感を示して欲しいね。
・マイケル、最終回を三人でピシャリ。リーグトップの8セーブ。もう劇場は開演しなくていいからね。
・ダルビッシュ、悪いながらも粘りの投球でハーラー単独トップの5勝目。次回はいつもの胸のすくような投球を頼むぞ!


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コメント
白丸にしようよ!><
今日の試合で吉川投手は、結果が出なければ広島にトレードさせて、青木高投手を獲ってくるべきではないでしょうか?
坪井と山本をヤクルトに放出して、鎌田と福地の2対2の交換トレードや、須永と坂元を西武に放出して、三井との交換トレード(里帰りトレード)も考えないと・・・。
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昨日の武田勝投手の負傷を受け、今日はダルビッシュ投手が先発予定を1日前にスライドし、中5日での登板。 そして対する千葉ロッテは渡辺俊投手が先発。 また、日本ハムは不振の打撃陣のテコ入れとして上位打線の打順を入れ替えてきた。 [[img(http://www.geocities.jp/

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  • 名前:雄介
  • 棲家:北海道旭川

パリーグ順位表

チーム試合引分勝率
西武 144 76 64 4 .543 優勝
オリックス 144 75 68 1 .524 2.5
日本ハム 144 73 69 2 .514 1.5
ロッテ 144 73 70 1 .510 0.5
楽天 144 65 76 3 .461 7
ソフトバンク 144 64 77 3 .454 1

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