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○小田サヨナラ弾!!涙のお立ち台

2008年04月24日(木) 日本ハム VS オリックス 6回戦
札幌ドーム18:01開始  観客数:15,644人
  12345678910
オリックス 0100000100 280
日本ハム 0000001011X 380
○勝利投手 武田久(2勝0負0S)
Sセーブ
●敗戦投手 加藤(0勝1負6S)
本塁打 オリックス:カブレラ6号(2回表ソロ)
日本ハム:田中6号(7回裏ソロ)小田1号(10回裏ソロ)

今日のファイターズ先発は、ここまで4勝、防御率0.42という驚異的なピッチングを続けているダルビッシュ様。どんなに打線が打てなくても、ダル様が投げるときには全く負ける気がしません。今季初の中5日での登板となりますが、今のダルビッシュ様なら、なんにも心配はいらないでしょう。

対するオリックス先発は小松。先発に転向してから3試合めの登板です。「先発転向3試合目」というと、昨日完封された山本と同じなんですが、これまで2試合の成績はこの小松のほうがずっといいんですよね。しかも、前回は中継ぎとして対戦しているのですが、そのときは4回をわずか1安打と、ほぼ完璧に抑え込まれています。正直、今のファイターズ打線に攻略できるか心配ではありますが、投げるのがダル様なので、まぁなんとか2点くらい取ってくれれば充分でしょう。

ファイターズ打線は今日もオーダーをいじってきました。1番から5番までのバッターは、まずまずの調子なのですが、6番以降が誰を入れてもほとんど打ってくれません。今日はその6番に工藤が入りレフト。そして、昨日2併殺、1失策とやらかしてしまった陽に代わって、今日は7番サードには高口が入ります。工藤は4月9日以来久しぶりのスタメンなのですが、このチャンスに結果を残すことができるでしょうか?

今日はダルビッシュ、立ち上がりからストレートでグイグイ押してくる力のピッチング。初回は全員振り遅れの平凡なフライに討ち取ります。

ところが2回、先頭のカブレラ。2-3となってからの7球目、ここも外角のストレートで押したのですが、ややシュート気味に内側へ入ってきたところをガツンと捉えられ、センター右のスタンドに飛び込む先制のソロホームラン。ダルビッシュ、今季初めてのホームランを浴びます。ここは2-3となったため、四球を嫌って直球に頼りすぎたか?という気もします。

一方、昨日は山本省吾の前に完全に封じられたファイターズ打線ですが、今日も淡々とした攻めを見せてくれます。オリックス先発の小松は、ストレートとスライダーを低めに集める丁寧なピッチング。それに加えて、時折見せるゆる~いカーブを有効に使い、ファイターズ打線に的を絞らせません。昨日に続いていいように翻弄されたファイターズ打線は、3回まで1人のランナーも出すことが出来ません。

4回裏に先頭の稀哲がようやくチーム初ヒットで出塁しますが、賢介送りバントの後、稲葉、信二が凡退で無得点。そして、5回にも先頭のスレッジがライト前ヒットで無死ランナー一塁。ここで工藤は送りバント失敗。悪いバントには見えなかったのですが、スレッジのスタートが悪かったのか?そして、続く高口もバントの構え。まだ5回なのに1死から送りバントって、パリーグじゃ初めて見たかもしれません。しかしカウント0-3となったところで強行に切り替え、結果は三振ゲッツー。今日も拙攻で得点を奪うことができません。

カブレラのホームランで1点は失ったものの、ダルビッシュは全く動じることなく、その後はオリックスに追加点を与えません。4回、内野安打とワイルドピッチで1死三塁のピンチを迎えますが、カブレラ、浜中を連続三振に斬って取り、エースの貫録を見せ付けます。

そしてゲームは進んで7回。ここまで小松の前にわずか2安打のファイターズ打線。昨日に続く連続完封負けの予感が脳裏をチラチラよぎり始めます。しかし、この回先頭の2番賢介。4球目のストレートを完璧に捉えると、ボールは右中間スタンドへ!同点のソロホームラン!賢介は今季早くも6本目のホームラン。チームトップのスレッジに並んでしまいました。

同点にしてしまえばもうこっちのもの、ダルビッシュがこれ以上の失点を許すわけがありません・・・と思っていたら、8回表、一塁にヒットの坂口を置いて、2番村松に右中間を破るタイムリーツーベースを放たれます。これで1-2と再びオリックスにリードを許します。ダルビッシュ、さすがに疲れが出たのでしょうか?

そして9回裏、マウンドにはオリックスの守護神、加藤大輔が上がります。ファイターズは打順良く先頭の稀哲から。しかし稀哲はセカンドゴロに倒れて1死。先ほどの打席でホームランを放っている賢介、ここはボールを良く見て四球を選びます。ここで打席には稲葉。客席では稲葉ジャンプが始まります。4球目を強振した打球は、右中間へ!ところが右中間を破ろうかというこの打球を、センター坂口がランニングキャッチ。ここで相手にスーパープレイが飛び出してしまいました。

これで万事休すかと思われましたが、4番の信二は外角のストレートをうまく流し打ち、ライト前ヒット。なんとかチャンスを繋げて、2死一三塁。ここでバッターはスレッジ。2-1と追い込まれながらも、インローのストレートをレフト前にライナーで運ぶ、同点のタイムリー!!ファイターズ土壇場で同点に追いつきました!この貧打線に、こんな粘りができるとは!これで力投のダルビッシュの負けが消えました。

そしてゲームは延長へ。10回のマウンドには昨日に続いて宮西が上がります。宮西は村松のヒットとワイルドピッチで、1死二塁のピンチを作りますが、3番ローズをフルカウントから空振りの三振に仕留める見事な投球。そしてカブレラを敬遠したところで、マウンドを武田久に譲ります。ここのところ不安定な投球が続いている久ですが、ここは下山を2球でピッチャーゴロに討ち取り、ピンチをしのぎます。

その裏の攻撃は7番小田から。正直言うと、「この回は三者凡退だろうから、11回裏稀哲からの打順に期待だな」なんて思っていました。しかし、小田がやってくれました!2球目、膝元への難しいストレートを強く振りぬいた打球は、グングン伸びて右中間スタンドに突き刺さります!サヨナラホームラン!!先日のゴリ佐藤に続く驚愕のホームラン、しかも値千金サヨナラの一発です!

今日は、絶対的エースダルビッシュを立てながら、最下位のオリックスにあわやというところまで追い詰められるという苦しい試合展開でした。ここで負けていたらもう非常に暗いムードに陥ってしまうところでしたから、この逆転勝ちは本当に大きいですね。

この2年間は怪我にも苦しめられ、登場機会も限られていた小田ですが、その間の苦労を思い出したのでしょうか?お立ち台で涙ぐむ姿には、多くのファイターズファンがもらい泣きしたことでしょう。良かった、本当に良かった。

9回裏に粘って同点に持ち込んだのも大きかったです。賢介、信二、スレッジ、いい仕事をしてくれました。どれだけ貧打と言われようとも、今日のように「ここぞ!」というときに打ってくれればいいんですよ。打率も総得点もリーグ最低ですが、粘り強く接戦をものにしていければ、これから先も優勝争いに絡んでいけるでしょう。

ダル-涌井の熾烈な投手戦からサヨナラ勝ちした試合や、7点差をひっくり返した楽天戦、7年目のゴリがプロ初安打初本塁打を放った試合、そして今日の小田のサヨナラホームランと、今季は野球ファンの醍醐味を存分に味あわせてくれるような、印象的な勝ち方が多いですね。いい勝ち方をすれば、それだけチームも上昇気流に乗っていけそうです。

これで首位西武にゲーム差では並びました。今日の勢いを駆って、このまま一気に奪取といきたいものですね。

<今日よかったところ>
・小田、サヨナラホームラン!怪我にも苦しんだここ数年の苦労が一気に報われた瞬間。
・賢介、同点ホームラン!重苦しいムードを吹き払う大きな一発。これで早くも6号。30本も夢じゃない?
・スレッジ、土壇場での同点タイムリー!本当によく粘ってくれた。今日も2安打で打率も上がってきた。これからも勝負強いバッティングをお願いします。
・ダルビッシュ、勝ち星は逃すものの9回9奪三振2失点と好投。この内容でさえ注文をつけたくなるのは贅沢すぎ?
・宮西、坂口とローズを三振に討ち取る。当たっている二人を抑えたのは大きい。日々自信をつけてきているように見えるね。
・久、2球でピンチをしのぎ2勝目。ピンチを背負っても、落ち着いた投球はさすがの一言。


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コメント
ダル様 完封10奪三振以上がデフォだからね
凄すぎるよ




スレッジは得点圏打率が低すぎ。確か1割台のはず。
クリーンナップを打つんだから、せめて3割前後は欲しい。
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  • 名前:雄介
  • 棲家:北海道旭川

パリーグ順位表

チーム試合引分勝率
西武 144 76 64 4 .543 優勝
オリックス 144 75 68 1 .524 2.5
日本ハム 144 73 69 2 .514 1.5
ロッテ 144 73 70 1 .510 0.5
楽天 144 65 76 3 .461 7
ソフトバンク 144 64 77 3 .454 1

2008年10月12日現在

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