●Bs山本省吾の前にわずか5安打完封負け
札幌ドーム18:00開始 観客数:14,358人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| オリックス | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 12 | 1 |
| 日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 1 |
| ○勝利投手 | 山本(2勝0負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | スウィーニー(2勝1負0S) | ||
| 本塁打 | オリックス:ローズ8号(3回表2ラン)日高4号(9回表ソロ) |
昨日は久劇場、マイケル劇場の連続上演でイヤな汗をかかされながらも、なんとか勝利をものにしたファイターズ。首位西武とのゲーム差も再び0.5となり、今日の結果次第ではついに首位に躍り出るかもしれません。
ファイターズ先発はスウィーニー。中継ぎに先発にと便利に使われてしまっていますが、これが今季三度目の先発マウンドです。本来の順番であれば、水曜日は光夫デイなのですが、安定感に勝るスウィーニーの登板のほうが優先されてしまったようですね。まぁ今週後半の楽天戦では、おそらく光夫の出番もあるでしょうから、そのときに期待しましょう。
でも、左投手相手だと村松、日高が外れるオリックス打線に対しては、光夫のほうがいいような気がしますし、右の強打者・巧打者の多い楽天に対しては、スウのほうがいいような気もしますが、どうなんでしょ?
対するオリックス先発は左腕山本省吾。シーズン始まってすぐは中継ぎだったのですが、深刻すぎるコマ不足から先発へと転向したようです。防御率は4.24、これまで先発では2試合10回2/3を投げて、14安打5失点という内容。ここまで各球団のエースとばかり対戦していたファイターズ打線にとっては、ありがたい相手と言えるかもしれません。
今日のファイターズのオーダーですが、6番サードに陽仲寿、そして8番レフトには紺田が入りました。左投手だというのに、レフトに入れる右の外野手がいないのが頭の痛いところ。慶三がいれば・・・とか思ってしまいますが、今更言っても仕方のないことです。
ファイターズ先発のスウィーニーは立ち上がりから乱調気味。村松に右中間を破るツーベースを放たれると、続く3番ローズには高々と上がるライトフェンス直撃のタイムリーツーベース。2死から浜中にまでレフト線へのタイムリーツーベースを打たれ、初回から2失点。
さらに3回、またも村松にライト前ヒットで出塁を許すと、今度はローズに低めのチェンジアップをライトスタンド上段にまで運ばれてしまいます。これで0-4。それにしても、こんな大きなホームラン久しぶりに見ました。打たれて清々しさすら感じる見事な一発でした。
いやいや、そんなこと言ってる場合ではありません。まだ3回、しかも相手は先発経験の浅い山本とは言え、これで点差は4点。7点差をひっくり返した先の楽天戦の例もあるので、諦めたくはないところなんですが、ファイターズ打線は山本の左腕にいいようにあしらわれ、内野ゴロの山を築きます。
2回に先頭の信二がセンター前ヒットで出塁したのですが、陽がゲッツー。5回にもエラーで出塁の信二を一塁に置いて、スレッジが珍しくレフト前にライナーで運ぶヒットを放ち、無死一二塁のチャンスを作ったのですが、またしても陽がゲッツー。昨日は珍しく何本もヒットを打ったのに、好機で一本が出なかったわけですが、今日は本来のファイターズ打線の姿に戻り、ヒットすら出なくなってしまいました。
一方、3回で4点を失い、早々に降板するかと思われたスウィーニーですが、4回以降は立ち直り、5回6回は三者凡退と突然人が変わったかのようなピッチング。オリックスに追加点を許さず、なんとか希望を繋ぎます。
7回表のマウンドにはルーキー左腕宮西が上がります。その代わり端、日高にレフト前ヒットを打たれますが、続く大引、坂口、村松と討ち取り、この回無失点。そして8回、先頭のローズをアウトコースのストレートで見事見逃しの三振!先週はソフトバンクの川崎、柴原、松中を討ち取っていますし、リーグを代表するような左の強打者相手でも、充分通用しそうです。
そしてカブレラを迎えるところで宮西は降板。代わってマウンドには建山が上がります。建山は、まずカブレラを見逃し三振。続く浜中は陽の悪送球で出塁を許しますが、後藤を空振り三振に討ち取ります。ビハインドの場面とはいえ、左右両中継ぎがそれぞれ好投してくれたのは、嬉しいですね。それにしても陽は今日2併殺1失策といいところがありません。
中継ぎが好投している間にも、ファイターズ打線は山本を打ち崩すことができません。8回には代打高口がレフト左へライナーで運ぶツーベースを放ちますが、同じく代打のプロ初打席となる小山はいい当たりのライトライナー、前の回から守備に入っている裕志も簡単に打ち上げてライトフライと、ここでも得点に至らず。
9回表には、先日も9回に反撃の機運を削ぐ追加点を許してしまった坂元弥太郎がマウンドへ上がります。ここまで6試合に登板して5試合に失点している弥太郎。ここは幸い?打線には反撃しそうな雰囲気も何もないので、気楽に投げられる場面です。ところが弥太郎、1死から8番日高に、高目に浮いた変化球を右中間スタンドへと運ばれてしまいます。またもや失点。これは「札幌にトレードになったけど、そろそろ関東に帰りたいよ」というアピールでしょうか?ただ、連日炎上中の鎌ヶ谷投手陣の中には、なかなか代わって上げられそうな投手がいないので、まだ弥太郎には頑張ってもらいたいのですが。
そしてファイターズ最終回の攻撃も、先頭の稀哲が三遊間を破るヒットで出塁するものの、後が全く続かず、結局山本省吾にプロ初完投初完封勝利を献上。0-5と久しぶりの完敗となってしまいました。
いくら貧打ファイターズと言っても、これが先発転向3試合目、ここまでもそれほど好投しているわけでもない山本に、まさか完封されてしまうとは思いませんでした。「完封されるのなんて慣れっこさ!」というファイターズファンでも唖然としてしまったかもしれません。いやー、甘く見ていましたよ、ファイターズの貧打っぷりを。わずか5安打ですか。これでまたオリックスにチーム打率で抜かれて、パリーグ最下位の座に返り咲きましたね。
山本を打てなかったのも誤算でしたが、スウィーニーが3回で4点を失ってしまうというのも計算外でした。4回以降は立ち直り、自分の投球を取り戻してくれたので、次回にまた期待したいと思います。
ほとんどいいところのない試合の中で、宮西、建山、この二人の中継ぎ投手が7回8回を無失点と、いい投球を見せてくれたのが明るい材料ですね。まぁビハインドの場面で好投した投手を、次に競った場面で使うと打たれるってことはままあるので、そう大喜びはできませんが。
さて、明日の先発は中5日で我らがエースダルビッシュ様。もう、この名前が予告先発として発表されるだけで、1勝を挙げたような気分になります。今日負けたとはいえ、これでこのオリックス戦も2勝1敗の勝ち越しですから、まぁよしとしましょう。あ、ただ、山本にやすやすと完封を許してしまった打線を考えれば、一抹の不安は感じますが・・・
<今日よかったところ>
・宮西、建山、二人で2回を無失点。星野も合わせてこの3人が安定してくれると助かるんだけど。今度は僅差のゲームでも好投を見せて欲しい。
・小山、一軍初打席、初マスク。今成に代わって先日登録された小山がついに登場。アウトにはなったけどライトライナーはいい当たりだった。
・稲葉8試合連続、スレッジ6試合連続ヒット。二人とも開幕当初と比べればかなり調子は上向き。そろそろ固め打ちが見たいね。

山本はさり気なくドラフト1位指名だったんですよね・・・
オリックスは中継ぎを先発に転向させるとやたらと成功する気がします。去年の岸田・金子、今年の小松・山本。
でもチーム自体は弱いまま・・・