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○久&マイケル劇場大盛況!星野プロ初勝利!

2008年04月22日(火) 日本ハム VS オリックス 4回戦
札幌ドーム18:00開始  観客数:14,253人
  123456789
オリックス 000001100 281
日本ハム 10001020X 4110
○勝利投手 星野(1勝1負0S)
Sセーブ MICHEAL(0勝0負7S)
●敗戦投手 高木(1勝2負0S)
本塁打 オリックス:大引1号(6回表ソロ)カブレラ5号(7回表ソロ)

今日からの3連戦、相手はパリーグのチーム打率最下位をファイターズと激しく争うオリックスバファローズです。

試合前までの時点でのチーム打率はそれぞれ、日ハムが.217、オリックスが.218と非常に拮抗しています。昨年もこの2チームが争い、わずか.00001差という極僅差でファイターズは惜しくもチーム打率最下位の座を逃しました。今年もこの貧打対決からは目が離せそうにありませんね。あ、ちなみにセリーグでは、巨大戦力(笑)の巨人が.219で、あちらではぶっちぎりの最下位。日本球界最下位の座をも視野に入れる両者にとって、思わぬところから伏兵が現れました。

まぁ、貧打ネタはさておき、今日のファイターズ先発は武田勝。ここまで3勝しているのですが、7失点と炎上したり、大事なところで一発を浴びたり、終盤踏ん張り切れなかったりと、どこか危うさを感じさせる内容。しかし、今のオリックス打線相手でしたら、悠々と抑えてもらいたいものです。

対するオリックスの先発は、今季初登板となる岸田。昨年終盤から先発として定着し、まずまずの成績を上げています。先発陣の不足が重要課題のオリックスにとって、救世主としての活躍が期待されているのでしょう。

ファイターズのスタメンですが、やっとケガから復帰したマック金子が、定位置の9番ショートに入ります。やっぱりショートにマックが入ると内野の守備がグッと引き締まった感じになり、見ていて安心感があります。ただ打つほうに関しては、登録抹消前まで打率1割にも満たなかったので、休んでいる間にどれだけ調子を取り戻してくれているか気がかりなところ。

「極貧打線」と呼ばれた昨季をさらに上回る貧打っぷりを、いかんなく発揮しているファイターズ打線ですが、何故か勝が投げるときに限ってはやたらと打っています。今日もこのジンクスに期待したいのですが。

ファイターズ先発の武田勝ですが、ポンポン初球から簡単にストライクを取り、変化球、直球共に面白いようにコーナーに決まっていきます。4回までオリックス打線をノーヒットに抑える完璧なピッチング。

打線のほうは初回。稀哲がライト前ヒットで出塁すると、賢介が送りバント。2死後、信二がインハイの難しいボールをうまく振り抜いてレフト前に運び、一点を先制します。やはり勝が投げているときの打線は何かが違います。

しかし、その後2回3回4回と先頭ランナーを出すものの、ゲッツーやバント失敗などもあり、追加点を奪うことができません。

そして5回裏。先頭は今日が復帰戦のマック、センター左に弾き返すクリーンヒットで出塁。これで5回連続ノーアウトでの出塁です。続く稀哲にはここでも送りバント。ところが稀哲、バントを2球失敗。ここで強行に切り替えると、これがセンター前ヒットになり、無死一三塁とチャンスが大きく広がります。賢介がファウルフライに倒れた後、3番の稲葉。岸田のチェンジアップを強く引っ張った当たりは、ライト線へのタイムリーツーベースとなり、リードを2-0と広げます。さらに1死二三塁のチャンスだったのですが、信二がセカンドフライ、スレッジが空振り三振に倒れ、突き放すまでは至りませんでした。

5回まで2安打無失点と好投していた勝ですが、6回。先頭の大引に、2-3から四球を嫌って投げた甘いストレートを、レフトスタンドまで運ばれてしまいます。心配していた勝の一発病が、ここで出てしまいました。先週の西武松坂に続いて、9番打者に今季第一号の献上です。

そして続く7回にも、先頭のカブレラに高めのストレートをレフトスタンドまで持っていかれ、同点とされてしまいます。この終盤に来て痛い一発。先週の西武戦は8回に、そして今日は7回に追いつかれてしまいました。その後、2死二塁というところで勝は降板。あと1イニング投げきれば、久に繋ぐことが出来たことを考えれば、カブレラへの1球が非常に悔やまれます。

代わってマウンドに上がったのは星野。代打日高は歩かせて2死一二塁としますが、先ほどの打席でホームランを放っている大引きを、見事なストレートで見逃しの三振。なんとか逆転は許しません。

同点に追いつかれたファイターズですが、その裏。先頭のマックが四球で出塁すると、稀哲今度はキチンと送りバント。そして賢介がピッチャーのグラブを弾く内野安打で1死一三塁とチャンスを広げると、続く稲葉の当たりはボテボテのサードゴロ、三塁手塩崎はこれをホームに送球しますが、サードランナーマックがナイススライディングでセーフ。フィルダースチョイスで勝ち越し点が入ります。さらに信二も代わったヤングからピッチャー強襲のヒットで、もう1点追加。4-2と点差を2点に広げます。

8回表のマウンドには、もちろん武田久が上がります。が、今日の久もピリッとせず、四球と連打で2死満塁のピンチ。しかし、ここは下山を、魂のこもった外角のストレートで空振りの三振に斬って取ります。さすが久。いつもシビレさせてくれます。でも、そろそろ安心して見させてもらいたいのですが。

そして9回表はマイケルが登場。「久が充分ドキドキさせてくれたから、マイケルはあっさり終わっていいよ」と思っていたら、久に続いてマイケルまでもが劇場を演出してしまいます。アンラッキー内野安打と四球、犠打で1死二三塁のピンチを作ると、坂口にはまたも死球を当ててしまいます。11イニングで4つ目の死球って、ちょっと多すぎでしょう。2番の塩崎は三振に討ち取りますが、続くバッターはローズ。一打出れば同点、一発出れば逆転。この手に汗握る緊迫の場面、マイケルはローズをファーストゴロに仕留め、ファイターズは冷や汗ダラダラな勝利を手にしました。

最後はハッピーエンドで終幕するのはいいのですが、2点差で8回9回と続けて満塁のピンチを作るとは久、マイケルと二人揃って見事な演出家っぷりです。ファイターズファンの寿命をどこまで縮めるつもりなのでしょうか?たまには、何事もなく穏やかに終幕を迎えるストーリーも見たいのですが。

2番手に登板した星野が、3年目にしてめでたいプロ初勝利。1アウトを取っただけなんですけどね。去年も江尻が中継ぎとして7勝を挙げていますが、今年は星野にその役割を担ってもらいたいですね。

勝は序盤は完璧と言っていい出来だったのですが、やはり終盤に入って持病の一発病を発症してしまいました。長距離打者に打たれるならまだしも、非力な打者にまでスタンドに運ばれるのはいただけません。よほど球質が軽いんでしょうか?オリックス打線だったので、ホームランを打たれながらも6回2/3を2失点と抑え込めたものの、このままいくと次回登板は苦手としているロッテ。勝の真価がそこで問われそうです。

打線は11安打と、11試合ぶりの二桁安打を放ったのはいいんですが、9残塁と拙攻が目立ちました。まぁ、それでも最近のファイターズ打線にとって4得点というのは上出来です。特に9番に復帰したマックが、2度ホームを踏み、上位打線へのいい繋ぎ役となってくれました。

さて、明日のファイターズの先発は、光夫だと思っていたのですが、スウィーニーと発表されました。やはりここまでの安定感で言えば、スウ>光夫、ですから仕方ないと思いますが、投手陣の中では一番光夫に期待をかけている僕としては、少し残念。でも、今週は6戦ありますので、どこかで登板の機会はあるはず。今度こそは、持てる力を遺憾なく発揮した、素晴らしい投球を見たいものです。

<今日よかったところ>
・星野、プロ初勝利!おめでとう!おめでとう!
・打線が11安打を放つ。拙攻続きだったのはいただけないが、まぁヒットが出るだけマシだ。
・稀哲、賢介がマルチヒット。やはりこの二人が塁に出ると、得点に絡むケースが多いね。
・スレッジ、信二がマルチヒット。中軸が揃って調子を上げてきているのは好材料。
・マック、復帰戦でヒット、さらに2得点。2度出塁で2度ホームを踏む活躍。これからも頼むぞ!


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書いてる人

  • 名前:雄介
  • 棲家:北海道旭川

パリーグ順位表

チーム試合引分勝率
西武 144 76 64 4 .543 優勝
オリックス 144 75 68 1 .524 2.5
日本ハム 144 73 69 2 .514 1.5
ロッテ 144 73 70 1 .510 0.5
楽天 144 65 76 3 .461 7
ソフトバンク 144 64 77 3 .454 1

2008年10月12日現在

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