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○勝利の方程式で今期初の連勝!

2008年04月04日(金) オリックス VS 日本ハム 1回戦
京セラドーム18:00開始  観客数:11,738人
  123456789
日本ハム 030000000 360
オリックス 100000100 280
○勝利投手 スウィーニー(1勝0負0S)
Sセーブ MICHEAL(0勝0負1S)
●敗戦投手 鴨志田(0勝1負0S)
本塁打 オリックス:日高2号(7回裏ソロ)

「なんでこんなに打てないんだよ!」と、昨年を上回る貧打っぷりに、イライラを募らせてるファイターズファンの皆様。大丈夫、大丈夫です。安心してください。下には下がいるんですよ。そう、今日から対戦するオリックスバファローズです。

ここまでファイターズのチーム打率は.218。「極貧打線」と揶揄された昨年でさえ.259ですから、アナタが呆れ返るのも無理はありません。しかし、しかしですよ、今日の対戦相手オリックスのチーム打率は現在.203。ほら、まだファイターズのほうが上回ってるでしょ?少しは安心しましたか?まぁ、こんなレベルの低いところで争っていても仕方がないんですがね。

今日のファイターズの先発投手は、今期初先発となる第6の男スウィーニー。オープン戦からここまで、大崩はしないものの、今ひとつ冴えない微妙な投球を続けているのですが、貧打オリックス相手ならなんとかいけそうな気もします。

対するオリックスの先発は鴨志田。え?鴨志田?聞いたことあるようなないような・・・と思ってたら、去年巨人から谷とのトレードで来た選手だそうです。しかし去年は一軍登板機会はナシ。デイビー、平野が脱落したオリックスの先発事情も相当厳しいようです。

ローテーションの谷間と苦肉の起用。先発投手を考えると乱打戦になってもおかしくないゲームなのですが、両チームの貧打線が果たして打てるのでしょうか?

ファイターズの初回の攻撃。先頭の稀哲が四球で歩きます。ここで梨田采配に注目が集まりますが、選んだ策は盗塁。しかしキャッチャー日高の好送球に稀哲盗塁失敗。チャンスが潰れたかと思ったら、鴨志田は賢介に、またも四球を与えます。ここでなんとまたしても賢介が盗塁を試みますが、これも日高の肩に阻まれて失敗。ところが鴨志田は稲葉にまだ四球。ヘタに仕掛けなければ、無死満塁だったことになります。ここで今日も4番に入ってる信二はセンターフライに倒れて無得点。完全に浮き足立っている鴨志田の前に、今日も鮮やかな拙攻を見せ付けます。しかし稀哲がノーアウトで出塁して、賢介に送りバント以外の策を使って、うまく行ったのをここまで見たことがありません。

一方のファイターズ先発のスウィーニーも冴えない立ち上がり、1死から当たっている2番村松に二塁打を打たれると、2死後、4番ローズに四球を与え、2死一二塁のピンチ。ここで打率1割以下と、絶不調にあえぐカブレラに、アウトコースのボール球をライト前に運ばれて、先制点を奪われます。

しかし2回の表、先頭のスレッジがレフト線にポトリと落ちるラッキーな二塁打で出塁。小谷野はピッチャーゴロに倒れますが、続く工藤がまたしても四球。鶴岡ファウルフライの後、マックがまたまた四球。鴨志田、もうアップアップです。2死満塁の大チャンスにバッターは稀哲。鴨志田はここでもボールが先行します。そして苦し紛れに投げた高めのストレートを、稀哲は見事右に弾き返し、ライトオーバーの走者一掃タイムリースリーベース!!3-1とあっという間に試合をひっくり返します。早くも鴨志田をマウンドから引きずりおろしました。それにしても、このイニングも2安打で3得点と、最近少ない安打数で得点するイニングが目立ちます。ファイターズらしい攻撃ができてきたということでしょうか。

続く3回の表も、信二のレフト前ヒット、スレッジのライト前ヒットで、1死一三塁、犠牲フライでも同点のシーンを作り出します。しかし、ここで小谷野はこともあろうにダブルプレー。一瞬にして得点機を逃してしまいます。この後もファイターズ打線は「もう3点も取ったんだから、俺たちはノルマ達成したべや」と言わんばかりに、オリックスの中継ぎ陣相手に、全く責める気のないかのような攻撃を繰り返します。5回にはまたしても無死で稀哲がヒットで出塁したのですが、今度はなんと賢介がバント失敗。ただでさえ貧打なのに、拙攻まで加わってはとても追加点をあげられるような雰囲気ではありません。

これ以上の味方の援護も期待できない中、スウィーニーは力投を続けます。今日は軟投派のスウらしからぬ力強いストレートが低めにズバっと決まり、オリックス打線から4つの見逃し三振を奪いました。4回5回6回とランナーは出すものの、粘り強い投球で追加点を与えず、6回98球1失点という上々の内容でマウンドを譲ります。

そして7回裏、マウンドに登ったのは星野。しかし1死後、8番キャッチャーの日高にライトスタンドに放り込まれます。これで2-3と1点差。あと1イニングで久-マイケルに繋げるというところで、にわかに雲行きが怪しくなってきました。なんとか次の大引を討ち取ったところで、今度はルーキーの宮西がマウンドに上がります。宮西は坂口にヒットを許したものの、続く村松を空振りの三振に仕留め、何とかリードを保った状況で、勝利の方程式に繋ぎます。

オリックスの誇るクリーンナップ「ビッグボーイズ」が待ち構える8回裏、マウンドにはもちろん武田久。昨日に続いての連投です。「8回に久まで繋げばもう安心」と思っていたら、先頭のラロッカにいきなり右中間を破られるツーベース。昨日に続いてまたしてもピンチを招いてしまいます。しかし、そこは昨年9回裏1点差無死満塁という修羅場を切り抜けた武田久です。4番ローズを三振、5番カブレラはサードゴロ、そして後藤をファーストゴロに討ち取り、今日もピンチを凌ぎます。

中継ぎ投手陣が踏ん張っている間もファイターズ打線はほとんど無抵抗のまま、追加点を奪えません。そして1点差で迎えた9回裏、今期初めて僅差の状況でマイケルが登場です。そのマイケル、先頭の浜中に四球を与えてしまいます。日高が送って1死二塁、またしても一打同点の場面。昨日に続き、またもや手に汗握るシーンです。しかし、ここもマイケルが踏ん張ります。代打木元をセンターフライ、そして最後の打者坂口は空振りの三振に仕留め、オリックスの反撃を振り切りました。

これで今期初の連勝!しかも借金完済で勝ち星を五分に戻しました。スウィーニーは今期初先発で初勝利、マイケルにも今期初セーブが付きました。

しかし、結局両チーム共に貧打は変わりませんでした。特にファイターズはわずか6安打。2回の3得点も鴨志田からプレゼントされたようなものです。明日の先発はここ2試合好投している近藤、そして明後日は川越ということを考えると、非常に不安が残るところです。

いや、ヒットが出ないのは仕方がないと思います。小谷野や工藤の打率が1割台でも、マックの打率が1割以下でも、大丈夫、僕は我慢します。それでも、昨年はここぞというところで、バントや足を使った攻撃で、数少ないチャンスを着実に得点に繋げることで、僅差のゲームをものにしてきました。

しかし、ここのところ、バント失敗や盗塁失敗など、ファイターズらしくない拙攻が非常に目立ちます。そして采配が裏目に出ることも多いように思います。貧打以上に、緻密な野球にズレが生じてきていることに、危惧を覚えますね。少しずつ修正していってもらいたいものです。


<今日よかったところ>
・スウィーニーが6回5安打1失点と好投、初勝利を挙げる。次も頼むぞ!
・稀哲、信二、スレッジがそれぞれマルチヒット。でも今日ヒットを放ったのはこの3人だけ。
・久、マイケルがオリックスの反撃を断ち、今期初めて勝利の方程式が成立。マイケル初セーブ!

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チーム試合引分勝率
西武 144 76 64 4 .543 優勝
オリックス 144 75 68 1 .524 2.5
日本ハム 144 73 69 2 .514 1.5
ロッテ 144 73 70 1 .510 0.5
楽天 144 65 76 3 .461 7
ソフトバンク 144 64 77 3 .454 1

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