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○勝完璧、完封リレーでホークスを撃破!

2008年04月01日(火) ソフトバンク VS 日本ハム 1回戦
ヤフードーム18:00開始  観客数:29,204人
  123456789
日本ハム 000000132 6110
ソフトバンク 000000000 030
○勝利投手 武田勝(2勝0負0S)
Sセーブ
●敗戦投手 新垣(0勝1負0S)
本塁打 日本ハム:高橋2号(8回表2ラン)

楽天相手に連敗を喫したファイターズ。今日から福岡に乗り込んで対ソフトバンク3連戦。

ソフトバンクは昨年負け越した唯一の相手ですが、今日の先発の武田勝は相性が良く、この2年間で一度も負けていません。

対するソフトバンクの先発は「暴投王」新垣渚。今日もそのワイルド過ぎるピッチングが見られるか、期待したいところです。

試合前に先発オーダーを見て驚いた人も多いでしょう。なんと4番ファースト信二。4番?しかもファースト??おりしも今日はエイプリールフール。だからと言って、先発オーダーまでウソをついていいということになってるんでしょうか?

そして、不振のスレッジは5番に下げ、サードに小谷野ではなく直人、レフトに糸井ではなく工藤を起用してきました。梨田監督、あまりにも打てなさ過ぎる打線に我慢ができず、かなり大胆にオーダーを変更してきました。

さて、これが吉と出るか凶と出るか??

初回ファイターズの攻撃。先頭の稀哲は2-3と粘って7球目、低めのストレートを引っ張ったあたりはショート川崎の頭上を超えてレフト前ヒット。そして賢介。ここは手堅くバントかと思いきや、今日もいてまえ!と強行。しかし平凡なレフトフライに倒れてランナーを進めることができません。続く稲葉の打席で、なんと稀哲が牽制でタッチアウト。今日もいきなりミスが出てしまい、連敗中の嫌な雰囲気に拍車をかけてくれます。

しかし、そんな重苦しいムードもどこ吹く風と、いつものようにポーカーフェイスの勝が快投を演じてくれます。変化球を抜群のコントロールで低めに集め、ソフトバンク打線相手に内野ゴロの山を築きます。5回、柴原に不運な内野安打で初めてのランナーを許しますが、後続を難なく抑え、全く危なげのないピッチング。

そして、6回1死。9番井出のレフト前の当たりに、工藤がダイビングキャッチを試みますが、惜しくもボールはグラブに収まらず、ツーベースとなってしまいます。しかし、初めて迎えたこのピンチにも勝は全く動じることなく、川崎、本多のイヤ1、2番コンビを涼しい顔で討ち取ります。

一方のファイターズ打線。今日もいつものように、スコアボードにゼロを並べていきます。4回以外は毎回ランナーを出しますが、一昨日に続いてあと一本が出ません。

6回には稀哲のヒット、新垣のボークで、1死三塁で稲葉という大チャンス。稲葉!ここで一本打ってくれ!新垣!得意のやつ頼む!と、力の入るシーンでしたが、稲葉は三振、信二がセンターフライと得点できず。好投の勝を見殺しにしてしまいそうな雰囲気になってきました。

それにしても今日の新垣はらしくありません。持ち味の荒れ球がすっかり大人しくなり、ストレートがバンバンストライクゾーンに決まっていきます。暴投はおろか四球すらありません。どうしたことでしょうか?

しかし、球が大人しくなったのが災いしたのでしょうか?7回、先頭のスレッジがツーベースヒット。スレッジ、今日2本目のヒットです。そろそろ本領を発揮してきたか?ここで梨田監督動きます、1塁ランナースレッジに代えて紺田を送り出しました。先日もサヨナラのホームを踏んだ紺田。何かが起こりそうな予感がしてきました。続く工藤は手堅く送りバントを決めて、1死三塁。ここで打席には今期までヒットのない稲田直人。4球目のストレートを狙いすましたように三遊間へ!紺田がゆっくりホームイン!ようやく待望の先制点がファイターズに入りました!

そして続く8回、先頭の稀哲が四球で歩きます。新垣、今日初めての四球です。そして賢介の打席で、またもや新垣が牽制でボークを取られます。これでまた無死二塁のチャンス。ここで王監督は、ここまで力投の新垣に代えて、左の三瀬をマウンドに送ります。

結果、この采配がファイターズの勝利を確実なものとしてしまいました。賢介送りバントのあと、先ほど同じ状況で三振に倒れている稲葉、今度は右中間を深々と破るタイムリースリーベースで2-0とリードを広げます。さらに4番の信二がレフトスタンドに叩き込む2号2ランホームラン!!これで4-0、勝負ありました。

勝は7回まで2安打、わずか81球と、完投ペースだったのですが、8回裏からは武田久にスイッチ。勝のプロ初の完封を見たかったのですが、今シーズンまだ一度もない「勝利の方程式」を成立させておきたいということでしょうか?

その久は8回をピシャリと三人で抑えます。9回表には賢介の2点タイムリースリーベースでダメ押し。そして9回裏はマイケルが無失点で締め、6-0とこれまでの鬱屈した気分を吹き飛ばしてくれるような快勝でした。


昨年負け越し、今年も優勝候補の筆頭に挙げられるソフトバンク相手に、幸先よく一勝をあげることができたのは非常に大きいですね。

勝はこれで2連勝。低めのコーナーに正確に球を出し入れする精密機械のようなコントロール。もう完全に、去年のいいときの勝が戻ってきたと言っていいでしょう。クライマックス、日本シリーズの悪夢は忘れてよさそうです。見事に相手の裏をかく、鶴岡の好リードも光りました。

あとはグリンの家族が来日して、去年の調子を取り戻してくれれば、3本柱が確立し、打線が多少打てなくても、去年のようないい戦いができそうです。

さて、明日の予告先発は光夫と大隣。前回登板では、大炎上した光夫と、3安打完投の大隣と、やや分の悪い顔合わせです。今日の勝利で得た勢いを持続してもらいたいという願いよりも、この勢いを光夫が止めてしまわないか心配のほうが大きいのですが、とにかく期待したいですね。

<今日よかったところ>
・武田勝が完璧なピッチング。完封を見たかったけど、まぁそれはまた今度だ!
・直人が今期初ヒット初タイムリー初殊勲打。やってくれると信じてたぞ!
・信二、2号ホームラン。初の一塁手としての出場で勝利を確定付ける本塁打。4番の仕事をしっかりこなした!
・稀哲が今期初の猛打賞。しかも、さらに2四球を選び、5打席全て出塁。やはり稀哲が打つとチームが乗るね。
・スレッジが2安打。先制点のきっかけとなる二塁打を放つ。徐々に実力を発揮してきたか?
・稲葉今季初タイムリーとなるスリーベース。3日前はマルチヒット、一昨日はホームラン、そして今日は適時三塁打と、本来の打撃を取り戻しつつあるな。
・賢介、2犠打+2点タイムリースリーベース。繋ぐだけでなく、止めの一打を放つ活躍。
・久・マイケル、それぞれ1回を無失点。点差があったので、本来の「勝利の方程式」とは言えないけど、二人とも調子はよさそう。

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パリーグ順位表

チーム試合引分勝率
西武 144 76 64 4 .543 優勝
オリックス 144 75 68 1 .524 2.5
日本ハム 144 73 69 2 .514 1.5
ロッテ 144 73 70 1 .510 0.5
楽天 144 65 76 3 .461 7
ソフトバンク 144 64 77 3 .454 1

2008年10月12日現在

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