●スレッジ初本塁打もマー君の前に後が続かず
2008年03月29日(土) 楽天 VS 日本ハム 1回戦
Kスタ宮城13:02開始 観客数:20,189人
昨日セリーグが開幕。神宮ではヤクルトが、「主砲とエースを奪われた恨みを思い知れ!」とばかりに巨人を下しました。
今日のハムの先発はそのヤクルトから移籍の藤井。元同僚の石川の好投、五十嵐の復活を目にして、奮起しないわけがありません。
対する楽天は、今日がホーム開幕戦。しかも先発は昨年の新人王田中マー君。
楽天はここ2試合、永井、岩隈と連続で完封勝利をものにしています。ここでマー君が完封すれば、パリーグでは実に37年ぶりの快挙なんだとか。
「そうは問屋が卸さないぜ!」と言いたいところですが、今のハム打線なら充分可能性があるなぁ、と思ってしまうのもちょっと悲しいところです。
そのファイターズ打線は、開幕からずっとレフトスタメンで使っていた糸井を外し、今期初めて工藤がスタメンに入りました。沈滞する打線の起爆剤となってくれるでしょうか?
試合は初回から動きます。簡単に2アウトを取ったマー君から、稲葉がセンター前ヒット。稀哲、賢介が倒れて稲葉が出塁。昨年もよく見たシーンです。
さぁ、今年の4番ここでどんなバッティングを見せてくれるか?
ここで信じられないようなことが起こります。紅白戦、練習試合、オープン戦、そして公式戦に入っても、一本のホームランも打っていなかったスレッジが、マー君のストレートをライトスタンドへ放り込みます!ついに待望の一発が生まれました。
気の早いファンの中にはもう「ダメ外国人」のレッテルを貼り付けてる人もいたのでしょうが、それを一気に引き剥がすようなバッティング。ようやく「ノースカロライナパワー」を見せつけてくれました。
幸先よく2点の援護をもらった藤井ですがピリっとしません。四球とヒットで二死一二塁のピンチを招くと、5番山崎先生にセンター前にはじき返され、あっさりと1点を返されます。今年で40歳を迎える山崎先生に、今期もやられてしまうのでしょうか?
藤井は、2回3回もランナーを出しますが、なんとかゼロに抑えます。
しかし4回。簡単に2アウトを取ってから、9番の嶋にセンターオーバーの二塁打、1番の渡辺直人にタイムリーを打たれ、同点に追いつかれてしまいます。
その後、さらに2四球を与えて満塁にしたところで、とうとう降板。6安打4四球と、全くいいところなく、マウンドを降ります。
ここで梨田監督が送り出したのが、藤井と同じヤクルトから移籍の坂元弥太郎です。
先日の登板では負け投手になっているのですが、何より制球が定まらず2四球を与えている弥太郎を、満塁の場面で送り出すという、ギャンブルに出ました。
しかし、弥太郎はこのピンチに4番フェルナンデスをショートゴロに斬って取り、なんとか大量失点の危機を救います。
打線は2回以降、マー君の前に沈黙を続けます。6回に稀哲と稲葉のヒットで一死一三塁のチャンスを作りますが、本塁打を放っているスレッジが三振、続く小谷野の打席で一塁ランナー稲葉が飛び出してタッチアウトと、好機をつぶしてしまいます。
今期不安視されているハムの中継ぎですが、弥太郎は三者連続三振を含む好投、次いだ星野も7回を無難にゼロで抑えます。
しかし、迎えた8回。星野は先頭の山崎先生こそストレートでズバッと三振をとったものの、リックには三遊間を破られランナー一塁。ここで磯部の放った打球は強いファースト正面のゴロ。これを直人がはじき、あろうことかカバーに入った賢介までも球が手につかずピンチを広げてしまいます。直人が捕ってさえいればゲッツーでチェンジというところだったので、これは非常に痛いプレーです。
「星野、なんとか抑えてくれ!」というファイターズファンの願いむなしく、続く鉄平に右中間を破るタイムリーエンタイトルツーベースを放たれ、とうとうここで勝ち越しを許してします。
ここでピッチャーはルーキーの宮西に代わりますが、「リードされたら、今の打線ではもうダメか・・」という思いが伝わったかのように、立て続けに得点を許し、この回5失点。勝負を決められてしまいました。
こうなると打線も力なく、7回以降は1人のランナーも出すことなく、マー君に完投を許してしまいます。5~9番には一本もヒットが出ず、初スタメンの工藤は2三振、直人は11打席、マックは21打席ノーヒットと惨々たるありさまです。
結果2-7と完敗。楽天のホーム開幕戦に勝利をプレゼントしてしまうことになりました。
打線が打てないのは想定内。力不足ですから、これはもうどうしようもありません。マー君相手に4安打というのも、充分予想できました。むしろ初回に2点取れただけでよしとすべきなのかもしれません。
しかし、ファイターズの強みである守りにミスが出ては勝てません。今日も直人と賢介にひとつづつエラーが出て、ここまでで早くもリーグ最多の5失策というのはいただけませんね。
そして、もうひとつの誤算は藤井。昨日のヤクルトの勝利を見て、気合の入ったピッチングをしてくれるだろうと期待していたのですが、全くいいところが見られませんでした。
かつての最多勝投手として、ハムでも二桁勝利を期待されているのですが、よくよく考えれば昨年の防御率は5点台。これまでの投球を見ても、二桁勝利というのは厳しい要求なのかもしれません。
しかしまだシーズンも始まったばかり。まだまだ藤井にも汚名挽回のチャンスはあるでしょう。
早く藤井にもファイターズでの一勝をあげてもらいたいですね。
Kスタ宮城13:02開始 観客数:20,189人
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 日本ハム | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 2 |
| 楽天 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | X | 7 | 10 | 0 |
| ○勝利投手 | 田中(1勝0負0S) | ||
| Sセーブ | |||
| ●敗戦投手 | 星野(0勝1負0S) | ||
| 本塁打 | 日本ハム:スレッジ1号(1回表2ラン) |
昨日セリーグが開幕。神宮ではヤクルトが、「主砲とエースを奪われた恨みを思い知れ!」とばかりに巨人を下しました。
今日のハムの先発はそのヤクルトから移籍の藤井。元同僚の石川の好投、五十嵐の復活を目にして、奮起しないわけがありません。
対する楽天は、今日がホーム開幕戦。しかも先発は昨年の新人王田中マー君。
楽天はここ2試合、永井、岩隈と連続で完封勝利をものにしています。ここでマー君が完封すれば、パリーグでは実に37年ぶりの快挙なんだとか。
「そうは問屋が卸さないぜ!」と言いたいところですが、今のハム打線なら充分可能性があるなぁ、と思ってしまうのもちょっと悲しいところです。
そのファイターズ打線は、開幕からずっとレフトスタメンで使っていた糸井を外し、今期初めて工藤がスタメンに入りました。沈滞する打線の起爆剤となってくれるでしょうか?
試合は初回から動きます。簡単に2アウトを取ったマー君から、稲葉がセンター前ヒット。稀哲、賢介が倒れて稲葉が出塁。昨年もよく見たシーンです。
さぁ、今年の4番ここでどんなバッティングを見せてくれるか?
ここで信じられないようなことが起こります。紅白戦、練習試合、オープン戦、そして公式戦に入っても、一本のホームランも打っていなかったスレッジが、マー君のストレートをライトスタンドへ放り込みます!ついに待望の一発が生まれました。
気の早いファンの中にはもう「ダメ外国人」のレッテルを貼り付けてる人もいたのでしょうが、それを一気に引き剥がすようなバッティング。ようやく「ノースカロライナパワー」を見せつけてくれました。
幸先よく2点の援護をもらった藤井ですがピリっとしません。四球とヒットで二死一二塁のピンチを招くと、5番山崎先生にセンター前にはじき返され、あっさりと1点を返されます。今年で40歳を迎える山崎先生に、今期もやられてしまうのでしょうか?
藤井は、2回3回もランナーを出しますが、なんとかゼロに抑えます。
しかし4回。簡単に2アウトを取ってから、9番の嶋にセンターオーバーの二塁打、1番の渡辺直人にタイムリーを打たれ、同点に追いつかれてしまいます。
その後、さらに2四球を与えて満塁にしたところで、とうとう降板。6安打4四球と、全くいいところなく、マウンドを降ります。
ここで梨田監督が送り出したのが、藤井と同じヤクルトから移籍の坂元弥太郎です。
先日の登板では負け投手になっているのですが、何より制球が定まらず2四球を与えている弥太郎を、満塁の場面で送り出すという、ギャンブルに出ました。
しかし、弥太郎はこのピンチに4番フェルナンデスをショートゴロに斬って取り、なんとか大量失点の危機を救います。
打線は2回以降、マー君の前に沈黙を続けます。6回に稀哲と稲葉のヒットで一死一三塁のチャンスを作りますが、本塁打を放っているスレッジが三振、続く小谷野の打席で一塁ランナー稲葉が飛び出してタッチアウトと、好機をつぶしてしまいます。
今期不安視されているハムの中継ぎですが、弥太郎は三者連続三振を含む好投、次いだ星野も7回を無難にゼロで抑えます。
しかし、迎えた8回。星野は先頭の山崎先生こそストレートでズバッと三振をとったものの、リックには三遊間を破られランナー一塁。ここで磯部の放った打球は強いファースト正面のゴロ。これを直人がはじき、あろうことかカバーに入った賢介までも球が手につかずピンチを広げてしまいます。直人が捕ってさえいればゲッツーでチェンジというところだったので、これは非常に痛いプレーです。
「星野、なんとか抑えてくれ!」というファイターズファンの願いむなしく、続く鉄平に右中間を破るタイムリーエンタイトルツーベースを放たれ、とうとうここで勝ち越しを許してします。
ここでピッチャーはルーキーの宮西に代わりますが、「リードされたら、今の打線ではもうダメか・・」という思いが伝わったかのように、立て続けに得点を許し、この回5失点。勝負を決められてしまいました。
こうなると打線も力なく、7回以降は1人のランナーも出すことなく、マー君に完投を許してしまいます。5~9番には一本もヒットが出ず、初スタメンの工藤は2三振、直人は11打席、マックは21打席ノーヒットと惨々たるありさまです。
結果2-7と完敗。楽天のホーム開幕戦に勝利をプレゼントしてしまうことになりました。
打線が打てないのは想定内。力不足ですから、これはもうどうしようもありません。マー君相手に4安打というのも、充分予想できました。むしろ初回に2点取れただけでよしとすべきなのかもしれません。
しかし、ファイターズの強みである守りにミスが出ては勝てません。今日も直人と賢介にひとつづつエラーが出て、ここまでで早くもリーグ最多の5失策というのはいただけませんね。
そして、もうひとつの誤算は藤井。昨日のヤクルトの勝利を見て、気合の入ったピッチングをしてくれるだろうと期待していたのですが、全くいいところが見られませんでした。
かつての最多勝投手として、ハムでも二桁勝利を期待されているのですが、よくよく考えれば昨年の防御率は5点台。これまでの投球を見ても、二桁勝利というのは厳しい要求なのかもしれません。
しかしまだシーズンも始まったばかり。まだまだ藤井にも汚名挽回のチャンスはあるでしょう。
早く藤井にもファイターズでの一勝をあげてもらいたいですね。
